強化ガラスフィルムや質感の高いケースを販売するKODAWARIのPATCHWORKSブランドから、強化ガラスフィルムと相性がよく衝撃にも強いiPhone 6s/iPhone 6用ケース「LevelPro」「Level 1 Case」の2種類が販売されている。※価格はSHOWCASE Onlineのもので、いずれも税別。
近年、ディスプレイを保護する強化ガラスフィルムが人気を集めている。従来のPET製フィルムよりも傷が付きにくく、触感の良さも魅力だ。だが、強化ガラスムは0.3ミリや0.4ミリなどやや厚く、薄型のスマホケースだと強化ガラスの部分をうまく保護できない場合がある。
そこで「ITG Level PRO case」と「ITG Level 1 case」をオススメしたい。この2つのスマホケースは強化ガラスフィルムの装着を前提に、iPhone周囲の曲面部分を強化ガラスよりも約1ミリ高いバンパーで保護している。もし衝撃を受けても、回りのバンパーによりガラス部分が直撃を受けにくい構造だ。
iPhone本体も、硬質なポリカーボネートとソフトなTPUの2重構造による、米軍の物資調達規格「MIL-STD-810G」に準拠した耐衝撃性能で保護してくれる。耐衝撃ケースだがシンプルな形状で、しっかりiPhoneを保護するこだわりを持って作られたケースといえる。
では、各製品の使い心地をチェックしていこう。ITG Level PRO caseは、背面にカードを1枚収納でき、ストラップホールも備えたモデル。前述の通り、強化ガラスフィルムに対応した形状と、米軍軍事規格のMIL-STD 810G-516.6を取得した耐衝撃性能を備えている。
手で持つ部分はマット加工かつ硬質のサラッとしたポリカーボネート素材だが、内側が柔らかいTPU素材の二重構造なので、握ったときのグリップ感は悪くない。ただ、横幅が77ミリ(実測)と広く、もとのiPhone 6s(横幅67.1ミリ)と比べるとやや大きく感じる。
価格は3100円。カラーはブラック、ホワイト、サンド、レッド、ピンクの5色。ピンクのみ、直売のWebサイトまたは直売店のSHOW CASE限定カラーとなる。
カードスロットはSuicaなど交通系非接触ICカードでの利用を想定している。改札などでスムーズに認識できるよう、iPhone側に挟んでおく「読み取りエラー防止シート」も付属している。
背面のスリットにカードを挿すと、iPhoneスタンドになる仕組みも搭載。カードを縦に挿すか横に挿すかで角度も変えられる。自宅や新幹線などで動画を楽しみたいときに便利だ。
ストラップホールは硬質なポリカーボネートとソフトなTPU素材の両方を貫く形で、本体下部の左右に配置されている。ヘッドフォン端子やLightning端子の回りにはスペースが空いており、大半の周辺機器はそのまま接続できるだろう。
ITG Level 1 caseは、前述の強化ガラスフィルムに対応した形状と、米軍軍事規格のMIL-STD 810G-516.6を取得した耐衝撃性能を備えたシンプルなケースだ。
横幅が約71ミリ(実測)と、耐衝撃モデルながらも一般的なスリムケースと同サイズを実現。iPhone 6sは67.1ミリなので、左右約2ミリずつしか変わらない。重量も33グラム(実測)と耐衝撃ケースとしては軽量だ。
価格は2500円。カラーはブラック、ホワイト、サンド、レッド、ピンクの5色。ピンクのみ、SHOWCASE Onlineまたは直売店のSHOWCASE限定カラーとなる。
側面の握る部分は軟質のTPU素材。表面にシボ加工風のラフテクスチャーが施され、握り心地が良くグリップ感があり落としにくい。ヘッドフォン端子やLightning端子の回りにはスペースが空いており、大半の周辺機器をそのまま接続できる。
スリムさに加えて耐衝撃性能と持ちやすさを両立。iPhoneを守りつつ、スリムで持ちやすいケースを求めている人にオススメしやすい一品だ。
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