MM総研は6月15日、2016年3月末における国内MVNO市場についての調査結果を発表しました。
事業者別シェアでは、OCNモバイルONEなどを提供するNTTコミュニケーションズがシェア20.6%で1位となりました。2位には IIJmio や、BIC SIM などを提供するインターネットイニシアティブ、3位は楽天モバイルを提供する楽天がランクインしました。
以下、4位はU−mobileブランドなどを提供するU−NEXT、5位はBIGLOBE SIMなどを提供するビッグローブ、6位はmineoを提供するケイ・オプティコムとなりました。また、個人向けサービスだけに限定した場合、インターネットイニシアティブがシェア1位となったそうです。
こうした独自の料金プランで提供する独自サービス型SIMの回線契約数は、前年比65.5%増の539万4000回線となりました。同分野では2月にイオンが自社回線によるサービスを開始し、今夏にはLINEの参入が決定するなど、さらなる競争の激化が予想されており、2018年3月末の独自サービス型SIMの回線契約数は、2016年3月末の2倍以上となる1,170万回線になると予測しています。
(文:SIM通編集部)
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