NTTドコモは12月15日、シャープ製Androidスマートフォン「AQUOS ZETA SH-04H」のOSバージョンアップを開始した。バージョンアップ後のOSはAndroid 7.0で、ビルド番号は「02.00.00」となる。
バージョンアップを適用すると、2つのアプリを1画面で同時に表示できる「マルチウィンドウ」、通知エリアからメッセージなどを直接返信できる「ダイレクト返信」、「Dozeモード(省電力機能)」を適用できるシーンの拡大など、Android 7.0で追加・変更された機能を利用できる。また、主に以下の機能改善・仕様変更・不具合修正が行われる。
OSのバージョンアップは端末単体で行う。所要時間は約75分だが、インストールしたアプリや保存データの状況によって前後することがある。バージョンアップ前に保存した端末内のデータは保持されるが、念のためにデータのバックアップをしておくことをお勧めする。
バージョンアップは、端末設定で「端末情報」→「Androidバージョンアップ」と進むと開始できる。また、通知パネルにバージョンアップの旨が表示された場合は、それをタップしても開始できる。
更新データのダウンロードは、Wi-Fi(無線LAN)かドコモのモバイル回線(Xi/FOMA)で行う。モバイル回線でダウンロードする場合は「spモード」の契約が必要だが、パケット通信料金は発生しない。すぐにダウンロードを開始したい場合は、Wi-Fi接続が必要となる。モバイル回線では、タイマー予約によるダウンロードのみ選択できる。
なお、アプリによってはOSバージョンアップ前後にアプリの更新が必要となる場合もある。
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