ZTEが「Blade V8」の派生モデルを発表 5型のコンパクトモデルが2機種登場Mobile World Congress 2017

» 2017年03月02日 19時00分 公開
[井上翔ITmedia]

 ZTEは、スペインのバルセロナで開催している「Mobile World Congress 2017」に合わせて、Androidスマートフォン「Blade V8 Mini」「Blade V8 Lite」を発表した。

 両機種は「CES 2017」で発表された「Blade V8」のバリエーションモデル。いずれも5型HD(720×1280ピクセル)ディスプレイを搭載しており、OSはAndroid 7.0(Nougat)をプリインストールする。

Blade V8 Mini:ボケ味のある写真が撮れるデュアルカメラを搭載

 Blade V8 Miniは光沢ある金属ボディーを採用した若年層向けコンパクトモデル。、アジア太平洋地域とヨーロッパにおいて先行発売される予定だ。

Blade V8 Mini Blade V8 Mini

 Blade V8と同様にアウトカメラが1300万画素と200万画素のデュアルカメラとなっている。2つのカメラを利用してボケ味のある写真を撮影できるほか、撮影後にピント合わせができる「リフォーカスモード」や、2つのカメラで撮影した写真を合成する「3D撮影」機能にも対応する。インカメラは500万画素で、撮影用のLEDライトも備えている。

 プロセッサはQualcommのSnapdragon 435(1.4GHz×4コア)を採用。メインメモリは2GB、内蔵ストレージは16GBとなる。外部ストレージはmicroSDに対応する。バッテリーの容量は2800mAhで、ユーザーによる交換には対応しない。背面には指紋センサーを備えている。

 モバイル通信はFDD-LTE、TDD-LTE、W-CDMAとGSMに対応する。仕向け先によっては、VoLTEやキャリアアグリゲーション(CA)も利用可能だ。無線LAN(Wi-Fi)はIEEE 802.11b/g/n(2.4GHz帯)、Bluetoothはバージョン4.2に対応している。

 ボディーサイズは70(幅)×143.5(高さ)×8.9(奥行き)mmとなる。

Blade V8 Miniのカラーバリエーション Blade V8 Miniのカラーバリエーション

Blade V8 Lite:コスパに優れたプレミアムモデル

 Blade V8 Liteも若者向けのモデルだが、スペックを抑えることでより買い求めやすい価格設定となっている。発表時現在では、イタリア、ドイツ、スペインの3カ国での販売を予定している。

Blade V8 Lite Blade V8 Lite

 プロセッサはMediaTekのMT6750(1.5GHz×4コア)を採用。メインメモリは2GB、内蔵ストレージは16GBとなる。外部ストレージは最大128GBのmicroSDXCに対応する。バッテリーの容量は2500mAhで、ユーザーによる交換には対応しない。背面には指紋センサーを備えている。

 アウトカメラは800万画素センサー(オートフォーカス対応)、インカメラは500万画素センサーを搭載している。Blade V8シリーズの他機種とは異なり、アウトカメラはシングルカメラとなっている。

 モバイル通信はFDD-LTE、TDD-LTE、W-CDMAとGSMに対応する。仕向け先によっては、VoLTEも利用可能だ。無線LAN(Wi-Fi)はIEEE 802.11b/g/n(2.4GHz帯)、Bluetoothはバージョン4.1に対応している。

 ボディーサイズは71(幅)×143(高さ)×8.0(奥行き)mmとなる。

Blade V8 Liteのカラーバリエーション Blade V8 Liteのカラーバリエーション

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