NTTドコモは3月7日、ソニーモバイルコミュニケーションズ製Androidスマートフォン「Xperia X Compact SO-02J」のOSバージョンアップを開始した。バージョンアップ後のOSはAndroid 7.0で、ビルド番号は「34.2.B.0.211」となる。
両機種にOSバージョンアップを適用すると、2つのアプリを同時に画面表示する「マルチウィンドウ」機能、通知エリアからのインライン返信機能、画面表示の拡大・縮小機能など、Android 7.0で新規に追加された機能を使えるようになる。また、Android 6.0から追加された省電力機能「電池の最適化(Dozeモード)」の適用範囲が拡大している。
その他、主要な機能改善や仕様変更は以下の通り。
OSバージョンアップは、端末単体で行う方法と、インターネットに接続したWindows PC・Macと端末をUSBケーブルでつないで行う方法がある。所要時間はいずれの方法でも約50分とされているが、端末内のデータやアプリの状況によって時間は前後する。本体内のデータは保持されるが、念のために重要なデータはmicroSDやPCなどにバックアップ取ることをお勧めする。
端末設定で「端末情報」→「ソフトウェアアップデート」→「今すぐ更新」と進むと開始できる。また、通知パネルにバージョンアップの旨が表示された場合は、それをタップしても開始できる。
更新データのダウンロードは、Wi-Fi(無線LAN)かドコモのLTE(Xi)/3G(FOMA)回線で行う。LTE/3G回線を使う場合、パケット通信料金は無料だが「spモード」の契約が必須で予約ダウンロードのみとなる。予約ダウンロードの場合、時間帯はアップデートプログラムが自動的に指定する。すぐにダウンロードしたい場合は、Wi-Fi接続を利用しよう。
Windows PCまたはMacを使って更新する場合、事前にソニーモバイルコミュニケーションズのWebサイトから「Xperia Companion」をダウンロードして、Windows・macOSにインストールする必要がある。
Xperia Companionのインストール後、Windows PC・Macと端末をUSBケーブルで接続し、Xperia Companionを起動して「ソフトウェア更新」を選択する。その後は、Xperia Companionの指示に従おう。
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