現在の日本では、年代によっては電話やメールよりも「LINE」を使ってやりとりをすることが多い。iモードケータイでもLINEは使えるが、トーク(チャット)のやりとりがリアルタイムではなく、スタンプも使えない。直接会話した方が早いと思ってもビデオ通話や音声通話もできない。ある意味で「コミュニケーション不足」になる可能性があるのだ。
その点、SH-01JやP-01JではAndroid版とほぼ同じ仕様のLINEアプリを利用できる。トークのやりとりはリアルタイムで、スタンプの利用やLINEユーザー同士の音声通話もできる。スマホを使ってLINEをやっている人とも、スマホとほぼ同様にコミュニケーションができるのだ。
アプリの初回利用時には最新のLINEアプリをダウンロードするために通信が発生する。また、モバイルデータ通信中(Xi/FOMAでのデータ通信中)にトークなどのやりとりをリアルタイムにしたい場合には、通信制限を“しない”ように設定する必要がある。LINEのメリットを最大限に生かしたい場合は、パケットパックを契約するか、常に無線LAN(Wi-Fi)のある環境で利用することをお勧めしたい。
また、アプリの仕様上、通常の方向キーだけでは操作しきれない場面もある。そのような場合、SH-01Jでは「タッチクルーザーEX」、P-01Jでは「ポインタモード」「フリックモード」を利用して操作することになる。両機種ともに、発話キーでオン/オフあるいはモードを切り替えられる。
なお、SH-01J・P-01JのLINEアプリでは、主に以下の機能が“非対応”となっている。
なお、スタンプと着せ替えテーマについては、PCの「LINE STORE」で購入したものをダウンロードして使うことはできる。新しいスタンプが欲しくなった場合は、PCから購入するようにしよう。
スマホと比べると一部機能に対応しない制約はあるが、「LINEを使ったコミュニケーション」という観点では制限はない。「LINEじゃないとなかなか連絡が付かない人」とも、これで問題なく連絡を取りあえる。これは良いことだ。
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