これまでも「スマートフォンで撮影すると取り込めます」といったメモ帳類はいくつか試したことがあります。しかし、ノートのけい線がうるさくて書く気が起きない、ページが増えると撮影が大変になる、きれいに撮れない、取り込んだアプリが使いにくいなど、何かしら引っ掛かることがあるのが常でした。しかし、Neo smartpen N2は違いました。ノートは種類が豊富ですし、できたらいいなと思っていたことが全部できていたのです。
ノートは、よく見ればドットがあると分かるものの、ごく自然な見た目です。リング、プレーン、メモ帳と種類が多いので、目的に合わせて使い分けできます。モレスキンとのコラボなど、ファンはたまらないでしょう。
使い方は簡単で、スマートフォンに専用アプリ「Neo Notes」をインストールしたら、Neo smartpen N2とBluetoothで同期するだけ。
アプリとペンが同期した状態なら、書いた先からスマートフォンにするすると反映されていきます。ノート上の筆記はボールペンですが、アプリ上ではあらかじめ設定したカラーとペンの太さに加え、256段階の筆圧がプラスされているので、味のある文字や図がつづられていきます。
筆記中に、ふと他のノートにも書いてみたら、アプリ側でも筆記が始まった新しいノートに切り替わったのには驚きました。勉強中にアイデアを思いついて、メモ帳に書いたとしても、それはちゃんとメモ帳に書かれるわけです。ノートの新規登録などの作業は一切不要です。
スマートフォンのバッテリーが心配……。そんなときでも安心でした。スマートフォンを起動していなくても、ペンの電源さえ入っていれば、どんなノートに何を書いたか記憶されるからです。複数のノートに書いていても、同期すればノート別にしっかり転送してくれました。これにも驚きました。
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