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» 2017年12月25日 17時00分 公開

荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ:2017年冬の「スマホカメラ四天王」八番勝負! 「Xperia XZ1」「Galaxy Note8」「Mate 10 Pro」「iPhone X」のカメラを徹底比較(前編) (2/2)

[荻窪圭,ITmedia]
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ラウンド2:人物撮影対決(基本編)

 次は、ポートレートモードなどは一切使わずに、通常の「オート」でシンプルな人物撮影をしてみる。オートでも自動的に人物と判断して美肌処理などをする端末に関しては、カメラ任せの方向で。

 まずは見比べてみよう。

Xperia XZ1で撮った人物 Xperia XZ1で撮った人物
Galaxy Note8で撮った人物 Galaxy Note8で撮った人物
Mate 10 Proで撮った人物 Mate 10 Proで撮った人物
iPhone Xで撮った人物 iPhone Xで撮った人物

 ざっとコメントを。iPhone Xはちょっと赤みが強めだけれど、顔も明るめに撮れていて良い。Mate 10 Proは逆にちょっと青白みが出ているけれど、肌が白く写ってうれしいという人も居そう。

 Xperia XZ1はオートモードで「人物」とシーン判定されたことで、ちょっと美肌処理がかかった。もう少し明るく撮れていれば良かったのに……。色的にはGalaxy Note8がナチュラルで良いかと思う。

ラウンド3:人物撮影対決(デュアルカメラ編)

 やっぱり、デュアルカメラがあるとその差も見たい……っていうことで、ここはXperia XZ1にお休みいただいて、デュアルカメラ対決をしてみる。

 3つとも同じ立ち位置で撮影しているので、デュアルカメラ利用時(つまり背景ぼかし時)に望遠カメラをメインとするGalaxy Note8とiPhone Xはちょっとアップになっております。

 Mate 10 Proはポートレートモードで「芸術的ボケ味」をオンにしての撮影。Galaxy Note8はライブフォーカス、iPhone Xはポートレートモードで「スタジオ照明」に設定して撮影している。

 これらの条件を踏まえた上で、撮った写真をどうぞ。

Mate 10 Proで撮った人物(ポートレートモード) Mate 10 Proで撮った人物(ポートレートモード)
Galaxy Note8で撮った人物(ライブフォーカスモード) Galaxy Note8で撮った人物(ライブフォーカスモード)
iPhone Xで撮った人物(ポートレートモード) iPhone Xで撮った人物(ポートレートモード)

 Mate 10 ProとiPhone Xは遠くのモノほど大きくぼけていて、リアルに写っている。iPhone Xが思ったよりも良い結果でありました。

ラウンド4:2倍ズーム対決(人物撮影編)

 せっかくだから、可能な限り同じような構図で無理やり4機種を比べてみようと思い立ったので、「2倍」にズームして人物を撮影してみることに。思い立ったのだからしょうがない。

 Xperia XZ1はそのまま2倍のデジタルズーム。Mate 10 Proは「2x」ボタンがあったので、それをタップして2倍のデジタルズーム+ポートレートモードで撮ってみた。

 デュアルカメラ搭載機の望遠カメラが圧勝しそうに思えるが、実はどうなのか。

Xperia XZ1で撮った人物(2倍ズーム) Xperia XZ1で撮った人物(2倍ズーム)
Galaxy Note8で撮った人物(2倍ズーム) Galaxy Note8で撮った人物(2倍ズーム)
Mate 10 Proで撮った人物(2倍ズーム) Mate 10 Proで撮った人物(2倍ズーム+ポートレートモード)
iPhone Xで撮った人物(2倍ズーム) iPhone Xで撮った人物(2倍ズーム)

 パッと見た感じはそれほど差はない。けれど、拡大してみるとやはり望遠カメラを使った2機種の方が自然な写り。デジタルズームの方は、ディテール(髪の毛や目元など)がけっこう不自然。

 スマホの画面サイズで見るくらいなら差は感じないけれど、27型ディスプレイで見ると「やっぱり違うな」というレベルなので、2倍くらいのデジタルズームなら気にせず使ってOKって感じです。


 ここまで「風景」と「人物撮影」の4ラウンドを見てきた。後編では「インカメラ」「料理」「2倍ズーム(非人物)」「夜景」を撮り比べた上で、最終評価を出そうと思う。

 お楽しみに。

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