思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、NTTドコモのソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ(現・ソニーモバイルコミュニケーションズ)製ケータイ「FOMA SO905i」です。
SO905iは、FOMAでは初めてソニエリ伝統の「ジョグダイヤル」を搭載しました。「mova SO505i」以来約4年ぶりの復活です。
しかも、周囲に十字キーを追加することでスクロール操作に加えて十字キー操作も可能になった「+JOG」を採用。ゲームなどの操作性を向上しました。
ソニーの薄型テレビ「BRAVIA」の技術を応用した高画質化エンジン「RealityMAX」や、ソニーの「ウォークマン」で利用された低消費電力技術「Virtual Mobile Engine」を採用するなど、ソニーの様々な技術が詰め込まれた1台でした。
底面には、「2ステップワンセグスタンド」を備え、ワンセグを視聴する際に傾きを2段階で調節できます。ディスプレイ横には「ビューイングタッチキー」があり、タッチ操作で音量調節とチャンネル変更が行えます。
背面には、モノクロ有機ELのサブディスプレイと操作時に点灯する「ミュージックタッチキー」を備えていて、閉じたままでも音楽再生操作が行えました。
(機材協力:携帯市場)
“BRAVIA”&“ウォークマン”の技術とFOMA初の“ジョグ”搭載――「SO905i」
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