FOMA初の防水対応! コンパクトなケータイ「FOMA SO902iWP+」(懐かしのケータイ)

» 2018年03月11日 10時00分 公開
[ITmedia]

 思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、NTTドコモのソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ(現・ソニーモバイルコミュニケーションズ)製ケータイ「FOMA SO902iWP+」です。

「FOMA SO902iWP+」(正面)
「FOMA SO902iWP+」(背面) 「FOMA SO902iWP+」

 2006年6月に発売されたSO902iWP+は、FOMAケータイとしては初めて防水機能を備えました。ドコモとしても「R692i GEOFREEII」(日本無線製、2002年8月発売)以来、4年ぶりとなる防水対応モデルでした。

右側面

 この機種は、ソニエリ初のFOMA端末「SO902i」をベースに開発されました。ストレート型のボディーに「水深1メートルに30分放置しても性能に影響しない」というIPX7相当の防水性能が追加されています。

 ソニエリのコンパクトストレート端末で特徴的なのが、小さなスペースでも押しやすさを確保するダイヤルキーへの工夫です。SO902iWP+では、「premini-II」にも使用された細く高さを持たせたボタンが並ぶ「スレンダーキー」を採用していました。

拡張端子・メモリースティックDuoスロット回り

 同梱される「アクティブホルダ」は、本体を保護するエラストマー製のホルダに着脱可能なカラビナ風のフックが付いていて、カバンやベルトにぶら下げて持ち歩く、といった使い方ができました。

キー回り
持った様子

(機材協力:携帯市場)

「SO902iWP+」の主な仕様

  • 発売日:2006年6月30日
  • キャリア:NTTドコモ
  • メーカー:ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ
  • サイズ:約49(幅)×114(高さ)×21(奥行き)mm
  • 重量:約120g
  • メインディスプレイ:1.9型(240×320ピクセル)TFT液晶 26万2144色
  • アウトカメラ:有効約130万画素CMOS
  • インカメラ:有効約11万画素CMOS
  • ボディーカラー:アクティブホワイト、シティダーク

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年12月18日 更新
  1. 資さんうどんが「PayPay」の取り扱いを停止 他のキャッシュレス決済は引き続き利用可能 (2025年12月16日)
  2. なぜ? U-NEXTが自ら「U-NEXT MOBILE」を立ち上げた理由 20GB実質300円、ワンプラン、eSIMのみの狙い (2025年12月17日)
  3. 500ポイントもらえる「東京アプリ」のテストに参加する方法は? 1.1万円相当のポイント付与に向けた最終検証がスタート (2025年12月15日)
  4. 総務省が「SIMのみ契約」のMNP優遇を問題視 端末値引きは規制緩和の可能性も? (2025年12月17日)
  5. ドコモ、“スマホ新法”の詳細は「公取委に問い合わせて」 施行前に自社サイトで案内 (2025年12月15日)
  6. 待望のおサイフケータイ対応、OPPO最高峰「Find X9」が示すスペックを超えた体験価値 (2025年12月16日)
  7. Apple Watchいらず、iPhone単体でフィットネスの「ワークアウト」を測定する方法は? (2025年12月17日)
  8. 通話も録音できるAI要約・文字起こし対応レコーダー「Notta Memo」がタイムセールで1万6992円に (2025年12月16日)
  9. テスラの車載Wi-Fiをワイモバイルの“子回線”と“バッテリーレス”ルーターを活用して“安く”構築した話 (2025年12月17日)
  10. スマホ新法は「オープンなAndroidエコシステム」と矛盾しない Googleが高く評価する理由 (2025年12月18日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー