楽天は3月23日、同社が準備を勧めている「携帯キャリア事業」用の基地局設置にあたり、中部電力の電力設備を活用すると発表した。
楽天は携帯キャリアへの新規参入に向けて、効率的な設備投資を行うために東京電力グループの設備貸し出し事業を活用することで合意済み。
今回、同社が携帯電話事業の参入が認められた場合に、中部電力が中部エリアを中心に保有する送電鉄塔、配電柱、通信鉄塔、建物屋上などを活用すべく、協議を開始した。
今後も楽天は設備投資を最大限効率化と共に全国でのサービス展開を目指し、2018年3月末までの周波数割当の認定に向けた準備を進めていく。
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