“超高感度”デュアルカメラはだてじゃない! 「Xperia XZ2 Premium」のカメラをじっくり試す:荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(3/4 ページ)

» 2018年08月21日 18時00分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

ボディーは「重い」が撮影は「軽快」

 少し長くなったけれど、いろいろ撮りつつ、カメラの基本性能の話を。

 まず、手に持った第一印象は「ズシッ!」。大きいというより、重さを先に感じた次第。Xperia XZ2 Premiumの重量は約236g。これより大画面の「Galaxy Note8」は約190g、ちょいと重めの「■□iPhone 8 Plus■」でも約202gなわけで、その差は30〜40gなのだけれど、片手で持つとかなりの違いを感じる。「片手で気軽に撮影」っていうのは少し難しそうだ。

 本体側面にはカメラキーがあり、これを長押しするといつでもカメラが起動する。これは良い。

 もちろん、カメラキーはシャッターボタンとしても使える。

カメラキー 側面のカメラキー。長押しでカメラが起動するので、とっさにカメラをオンにできてありがたい

 ディスプレイの解像度は4K(2160×3840ピクセル)で、HDR(高ダイナミックレンジ)表示に対応している。非常に高精細で素晴らしいのだが、晴天下だとちょっと暗い。これは映像コンテンツの視聴向きかな。

 では、恒例のガスタンクから撮ってみよう。

プレミアムおまかせオート プレミアムおまかせオートだと「風景」と判定されたガスタンク

 プレミアムおまかせオートで「風景」と判断。青空が強調され、よりくっきりとした写りになる。

ガスタンク ガスタンク

 青空が鮮やか。コントラストも高くて実にカッコ良い写り。さすが。

 とても色鮮やかでクッキリとしている。クッキリしすぎのような気もするくらい。

 ちなみに、プレミアムおまかせオートの場合、画像サイズは最高で17M(約1700万画素:4736×3552ピクセル)になる。センサー自体は約1900万画素なのだが、超高感度撮影用のセンサーとのバランスを撮ったのだろう。

 使う分には何の問題も無い差だ。

 フォーカスが微妙なときは、タッチオートフォーカス(AF)を使う。

 タッチするとそこにフォーカスが合い、明るさ(露出)と色合い(ホワイトバランス)を調整できる。これは便利。

 ということで風鈴の透明感を出すべく、プラス補正をかけて明るくしてみる。

明るさをプラス補正 風鈴の透明感を出すためにプラスの補正をかけて明るくしてみた

 そして撮影したのがこちら。

透明感が出た プラスの補正をかけた結果、背景が白く飛んで風鈴の透明感が出た

 設定で「タッチ追尾フォーカス」をオンにすると、タッチAF時の挙動が変わる。

 被写体と思われるエリアに四角い枠があらわれ、それが被写体を追う。これがなかなか楽しい。

 水槽の金魚をタップすると、しっかりとその動きを追いかけてくれた。

水槽の金魚を追尾 タッチ追尾フォーカスをオンにして金魚にタッチ。きちんと泳ぎを追いかけてくれた

 こういう動く被写体は、連写してベストカットを後から選ぶのが良い。Xperia XZ2 PremiumのAF+連写は、たぶんスマホ最強。10コマ/秒と、速度も速い。

金魚を連写 連写した金魚から1枚

 上の写真はISO500でシャッター速度は1/100秒。動体撮影なので、シャッタースピードが速めにセットされたのだろう。賢いのだ。

 ただ、タッチ追尾フォーカス時に露出補正のスライダーが出てこないことは残念。

 マクロ撮影時はタッチAF必須だ。

花をマクロ撮影 花をマクロ撮影

 ピントがちゃんと合うと、実にしっかりしたきれいな絵を見せてくれる。ディテール描写もさすが。

 最近のハイエンドXperiaではおなじみの「先読みオート撮影」も搭載している。

 先読みオート撮影は、シャッターを切る前の写真を先んじて最大4枚まで撮っておくというもの。

 例えば、こんな時に役に立つ。

 ネコが上を向いて「にゃあ」と鳴いたので慌ててシャッターを切ったとすると、通常なら“鳴いた瞬間”の写真は撮れない。しかし、先読みオート撮影のおかげで、口を開けた瞬間を撮影できた。

先読み写真 先読みオート撮影で撮ったネコの写真。シャッターを切った瞬間のカットは口を閉じていたけれど、この機能のおかげで口を開けた瞬間も撮れていた

 この機能は素晴らしい。

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