ソフトバンクグループのBBソフトサービスは、11月6日にネット詐欺サイトをブロックする専用ソフト「詐欺ウォール」の新バージョンを発売した。
新バージョンでは変化のスピードが速いネット犯罪手口の変化に対応するため、新たにAI検知エンジンを搭載。通報などによる詐欺サイトのブラッリストで防御する「ブラックリスト検知」、専門家によって解析された詐欺サイトの特徴を自動的に判別する「ヒューリスティック検知」を補完するもので、解析を機械学習で自動化してサイクルの早い詐欺手口に対応する。
またAndroid版では、主要SNSアプリ内ブラウザでの詐欺サイトのブロックにも対応。iOS版では新機能「VPNガード」を追加。詐欺ウォールのサーバ経由でインターネット接続をすることで、Safariや主要SNSアプリ内ブラウザのアクセスでも、詐欺サイト検知と警告メッセージの表示が可能となった。
取り扱いは同社直販サイトで行い、価格はダウンロード版(3台1年)が3024円(税込)。11月20日からはAmazonや全国家電量販店でパッケージ版を販売開始する予定。
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