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» 2019年02月05日 14時00分 公開

なぜキャッシュバック条件を変えた? 残額不足時の挙動はどうにかならない?――PayPay発表会 一問一答 (1/2)

PayPayが「第2弾100億円キャンペーン」の発表に合わせて報道関係者向けの説明会を開催した。良くも悪くも話題となったPayPayということもあり、説明会での質疑応答は活発だった。この記事では、その中でもユーザーが気になるであろう面をかいつまんでお伝えする。

[井上翔,ITmedia]

 既報の通り、PayPayは2月12日から、決済サービス「PayPay(ペイペイ)」において「第2弾100億円キャンペーン」を実施する。

 新しいキャンペーンの告知と直近の取り組みを伝えるべく、同社は2月4日に報道関係者向け発表会を実施。良くも悪くも話題を振りまいたPayPayに興味を持つ報道関係者は少なくなく、発表会はほぼ満席の状態で行われた。

 この記事では、この会で行われた質疑応答のうち、ユーザー目線で気になるであろうやりとりを抜粋した上で、体裁を整えて紹介する。

発表会開始20分前 発表会の開始20分前の様子。すでに多くの報道関係者が座っている
中山社長 記者からの質疑に応じるPayPayの中山一郎社長

第2回の「100億円キャンペーン」について

―― 今回のキャンペーンでは(キャッシュバックに)上限が設定されています。前回と比べて高額商品を購入しづらくなるようにも思えるのですが、これは前回「日常の使用体験」を提供できなかったという反省に立ったものなのでしょうか。

中山一郎社長 前回の目的は、QRコード決済というなじみのないものを世間に広く知ってもらうこと、PayPayも知ってもらうこと、一度で良いから決済に触ってほしいということ。これらの目的は十分に果たせたと考えています。

 ただ、繰り返し利用するということが、決済サービスの本質だと考えて今回はそちら(日常での決済)にフォーカスをしたキャンペーン内容としました

―― 同じ還元額のキャンペーンを再度やることになった背景を教えてください。

中山社長 今回は異なる目的ですが、毎日繰り返しご利用頂くためにそれくらいの金額をご用意して、日々の決済体験を促進していきたいと考えました。

―― 今回のキャンペーンでは、還元比率が銀行連携(チャージ)・Yahoo! JAPANカードとその他のクレジットカードでかなり違うように思います。今後PayPayとしてはクレジットカードではなく銀行口座との連携を目指す(メインに据える)というお考えなのでしょうか。

中山社長 私たちはソフトバンク、そしてヤフーのグループ企業です。さまざまな事業連携の観点で、還元率を銀行連携で20%、Yahoo! JAPANカードで19%、その他のクレジットカードで10%とさせていただきました。事業戦略的にということになります。

―― 家電量販店や旅行会社のような、比較的高額な買い物をする場所で使えることが前回のキャンペーンの魅力だったと思います。

 少額から高額まで使えるというのがPayPayのメリットでしたが、(カード決済に関する仕様変更やキャンペーンの内容変更で)それがなくなってしまうことに懸念を覚えるのですが、その点についてはどのようにお考えでしょうか。

中山社長 決済は少額から高額まで多岐に渡りますが、前回のキャンペーンでは高額決済での楽しみ、おトク感を得られたと思います。

 ですから、今回のキャンペーンでは少額のご利用で「こんな体験ができるんだ」と知っていただきたく、趣向を変え、条件も大幅に変更しています。(高額、少額の)両方で使っていただきたいとは思っています。

 キャンペーン後は、また考えていきたいと思っています。

条件 2回目のキャンペーンは条件が大幅に変わった
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