OPPOが2月23日(現地時間)、スペインのバルセロナで25日から開催される「MWC19 Barcelona」の先駆けてプレスカンファレンスを実施。ここで同社初となる5Gスマートフォンを披露した。
ただしカンファレンスでは詳細なスペックは明かされておらず、唯一判明しているのは、Qualcommとの協業でプロセッサに「Snapdragon 855」を採用したこと。会場ではプロトタイプの製品が展示されているのみで、触れることはできない。
また同社は、1月に予告していた、ロスレス10倍ズーム技術についても改めて説明。この技術は3つのカメラから成り立っており、4800万画素のメインカメラ、120度の超広角レンズ、望遠レンズを搭載。焦点距離は超広角レンズが16mm、望遠レンズが160mm。これに独自のペリスコープ(潜望鏡)構造を組み合わせることで10倍率ズームを実現する。カンファレンスでは、実際のこのロスレス10倍ズームで撮影した作例を披露した。
この技術を搭載したスマートフォンを、2019年第2四半期に発売することを明かした。製品名や、カメラ以外のスペックなどは未定。会場ではR11sをベースにしたプロトタイプを使ってズーム性能を試せる。詳細は追ってお伝えする。
OPPO、スマートフォン向け光学10倍ズームカメラ技術をMWCで披露へ
5G初対応の「Snapdragon 855」発表、Qualcommは「ミリ波」対応の技術力をアピール
Qualcomm、5Gサポートの新モバイルプラットフォーム「Snapdragon 855」
飛び出すカメラを搭載、OPPOの“全画面”スマホ「Find X」が日本上陸 11万円強
OPPOが世界で急成長を遂げた理由 日本では“キャリア市場”進出を狙うCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.