プレスカンファレンスの終演後、HUAWEI Mate Xの実機を間近に見て、撮影することができた。ただし実機は透明のパネルに囲われた状態で触れることはできず、折り曲がるプロセスも確認できなかった。
限られた時間にケース越しに見ただけではあるが、HUAWEI Mate Xの質感はよさそうだ。発表直後で記者の気分が高揚していたこともあるが、最上位モデルらしい輝きを放っているように感じた。同時に、決して未来感が強調されたデサインではなく、ビジネスの現場で活用して違和感がない、落ち着いた品のあるデザインに仕上がっていると思えた。通常は折りたたんでフツーのスマホとして使うことになるだろうが、用途に応じて表と裏の2画面を使い分けられると面白そうだ。
新しい技術を惜しみなく盛り込んだモデルなので、Huawei史上最高額のスマホになるのは当然であろうが、約30万円の価値があるか否かの判断は、実機に触れて操作感を確かめられる日を待つべきだろう。
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