店舗を変えるモバイル決済

低コストで軽減税率対策とスマホ決済を実現 レジアプリ「あっと決済」:リテールテックJAPAN2019

» 2019年03月05日 22時42分 公開
[田中聡,ITmedia]

 POSレジや店舗向けハードウェアを手掛けるビジコムが、レジアプリ「あっと決済」を3月1日に提供開始した。

 あっと決済は、iPadで利用できるシンプルなレジアプリ。アプリ上で金額を入力して商品カテゴリーを選択し、決済手段を選ぶだけで会計が行える。サービス名には「あっというまに決済ができる」という意味が込められている。なお、Windows版アプリも間もなく配信される予定だ。

あっと決済 ビジコムの「あっと決済」
あっと決済 サービスの概要

 利用料金や月額料金はかからず、店舗側は端末代や決済手数料のみを負担する形。決済手段は現金、クレジットカード、コード決済に対応する。クレジットカードは、Squareの端末を使用する。コード決済は現時点では「d払い」「PayPay」「WeChatPay」「Alipay」に対応しており、今後もサービスは増やす予定。

あっと決済 現金、クレジットカード、コード決済に対応
あっと決済 レシートプリンタとコードリーダー
あっと決済 スマホのコード画面をかざすと決済完了

 周辺機器として、レシートプリンタやコードリーダーなどが必要だが、いずれも小型なので小さな店舗でも省スペースで済む。現金を扱う場合はドロアー一体型のレシートプリンタか、別途ドロアーを購入する必要がある。ただし対応しているドロアーも小型なので、1日に大量の現金を扱う店舗には向かないかもしれない。

あっと決済 対応するドロアーを開けたところ。小型なので大量の現金は保管できない
あっと決済 ホワイトの周辺機器もある

 2019年10月の消費税増税に伴って導入される軽減税率制度(10%か8%かの複数税率)にも対応している。「取りあえずキャッシュレス決済に対応させたい」「一時しのぎでもいいので、お金をかけずに軽減税率対応のレジが欲しい」という店舗をターゲットにしている。

 アプリはApp Storeからダウンロードでき、周辺機器はビジコムのオンラインストアで購入できる。サービス設計を極力シンプルにしたこともあり、オプションでのサポートは設けていない(電話での問い合わせは可能)が、アプリの作りも分かりやすくしており、「初めての人でも操作しやすく、何も考えなくてもできる」(ビジコム担当者)とのこと。

あっと決済 見やすさ、分かりやすさを重視したアプリ

 あっと決済をはじめとするビジコムのサービスは、3月5日から8日まで東京ビッグサイトで開催されている「リテールテックJAPAN2019」で展示されている。軽減税率対策をしてキャッシュレス決済にも対応させたいけど、なるべくお金をかけたくないという人は、ぜひチェックしてみてほしい。

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