「iOS 13」発表 「ダークモード」実装、Apple IDでログインできる機能も

» 2019年06月04日 05時05分 公開
[田中聡ITmedia]

 Appleが6月3日(米国時間)、開発者向けカンファレンス「WWDC 2019」で、最新OS「iOS 13」を発表した。デベロッパープレビューを同日に配布し、パブリックβを6月末に配布する予定。一般向けには2019年秋にリリースする。

iOS 13 2019年秋に配信される「iOS 13」

 対応機種は、iPhoneが「iPhone 6s」以降で「iPhone SE」も含む。iPod touchは第7世代のみ。「iPhone 5s」「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」はサポート外となる。

iOS 13 iOS 13の対象モデル

 OSとして、画面が黒基調の配色になる「ダークモード」に初めて対応。デモでは、壁紙、News、カレンダー、リマインダー、メッセージなどのApple純正アプリをダークモードで利用できることが紹介された。さらに、サードパーティーのアプリにダークモードを取り入れることもできる。特定の時間帯に自動でダークモードに変更することも可能。

iOS 13 黒基調の「ダークモード」に標準で対応

 新しい「写真」アプリでは、「写真」タブで、従来の「全ての写真」の他に、「日」「月」「年」ごとに写真を表示できるようになった。機械学習を活用することで、日、月、年ごとに、よりよく写っている写真を大きく表示し、いまひとつの写真や同じような写真は非表示になる。

iOS 13 日、月、年ごとに写真をハイライト表示できる。特定のキーワードに沿って検索すれば、例えば毎年撮影した「子どもの誕生日の写真」だけを見ることもできる

 写真の編集機能も一新。より直感的に編集できるようになり、それぞれの編集項目でスワイプするだけで、効果のレベルを調節できる。また、新たな画像編集ツールの多くは動画編集でも利用でき、動画の回転も可能に。ポートレートライティングでは、より光を近くに当てる、瞳をシャープにすると、輪郭を滑らかにする、といった効果を加えられる。

iOS 13 ポートレートライティングの編集機能も拡張

 アプリやWebサイトへログインする際、従来のようにSNSアカウントを使わず、Apple IDだけでログインできる機能も追加する。一度Apple IDでログインすれば、以降はTouch IDやFace IDなどで簡単にログインできるようになる。またメールアドレスの入力が必要な場合、ランダムな文字で形成された捨てアドレスも提供する。

iOS 13 Apple IDで各種サービスにログイン可能に

 より情報量の増した「マップ」も用意し、「Google マップ」の「ストリートビュー」のような、実際の写真をベースにした3D表示も可能になる。新しいマップは2019年後半に米国から、その他の地域では2020年以降に提供する。

iOS 13 実際の写真を使ったマップの3D表示も可能に

 パフォーマンスの改善により、Face IDの認証スピードが30%高速化する。App Storeで配信されているアプリのダウンロードサイズは50%縮小する他、アップデート用のファイルも60%縮小する。

 「リマインダー」アプリは、クイックツールバーから日時や場所、フラグ、写真などを加えられるようになる。また、特定ユーザーをタグ付けして、そのユーザーにメッセージを送るときに「●●を確認すべし」といったリマインドも可能に。

 「メッセージ」アプリでは、他のユーザーに、自分が設定した名前や写真を公開できるようになる。自分の顔を模した「ミー文字」も拡張。キーボード画面に現れる「ステッカーパック」と呼ばれる素材を、作成済みのミー文字に適用することで、さまざまなパターンを作成できる。

iOS 13 「ステッカーパック」を使い、ミー文字を簡単にカスタマイズできる

 ワイヤレスイヤフォン「AirPods」との連携も強化し、新しいメッセージを受信したら、Siriがその内容を読み上げてくれる。異なるユーザーがAirPodsで聞いている楽曲や映像を、1つのiPhoneでシェアすることも可能になる。

 QWERTYキーボードで、「Quick Path」と呼ばれる入力が可能になる。キーボードから指を離さず、スワイプをするだけで文字を入力できる。英語の入力が対応しているようだが、他にどの言語が対応しているかは不明。

iOS 13 スワイプだけで文字入力ができる「Quick Path」

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年04月27日 更新
  1. 3社そろい踏みの「Starlink Direct」 料金で仕掛けるドコモとソフトバンク、先行するKDDIは“サービス”で差別化 (2026年04月25日)
  2. スマホの「残価設定」にメス? 総務省がルール統一を検討も、Appleは「不当な扱い」と猛反発 (2026年04月25日)
  3. 楽天モバイル、ルーター「Rakuten WiFi Pocket 5G」の販売を一時停止 理由は? (2026年04月24日)
  4. ダイソーで1100円の「USB充電器(PD20W)」は、きちんと20Wで充電できるのか? (2026年04月26日)
  5. Xiaomiの前に、中国スマホの“雄”だったMeizu、またしてもピンチ (2026年04月26日)
  6. ダイソーの1100円「シースルーイヤフォン」に一目ぼれ “音質と個体差”に目をつむれば「あり」な選択肢 (2026年04月23日)
  7. 5万〜6万円台で買えるおすすめスマホ7選 ハイエンド級性能、防水+おサイフ対応、カメラ重視など多彩 (2026年04月27日)
  8. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  9. 携帯電話のホッピング問題、「6カ月以内の継続利用を認める」方向で決着か 2026年夏に結論 (2026年04月23日)
  10. 1.72型ディスプレイ搭載スマートバンド「Xiaomi Smart Band 10」、高精度の睡眠モニタリングも可能 (2026年04月25日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年