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顔認証後にコード決済、スマホで本人確認書類のICチップ読み取り NECが「Digital KYC」を強化

» 2019年10月03日 19時37分 公開

 NEC(日本電気)が、本人確認をオンライン上で行うソリューション「Digital KYC」を強化。2019年度中に本人確認ソフトウェアキット「Digital KYC SDK(Software Development Kit)」を提供する。

 Digital KYC SDKは、顔認証AIエンジン「NeoFace」を採用しており、生体情報を端末内のみで管理する国際標準規格「FIDO」に準拠。QRコード決済で高額な取引をする際の活用を見込んでいる。

 あらかじめユーザーがサービス利用開始時に本人の顔を登録。店舗などでの決済時にはスマートフォンの内蔵カメラに顔を向けると顔認証による本人確認が行われ、画面上に登録した本人の顔画像が表示される。店員が本人の顔画像を確認した後に決済用のQRコードが表示されるため、厳格な本人確認が可能となる。

NECが本人確認ソフトウェアキット「Digital KYC SD」が機能強化 高額なQRコード決済時の取引イメージ

 運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類に搭載されたICチップをスマートフォンで読み取り、本人確認を行う機能も追加。ICチップから利用者の氏名、住所、生年月日、写真などの情報をNFC搭載端末で読み取れるため、確実な本人確認が可能となる。最新のiOS 13にも対応している。

 ArithmerのAI技術を組み合わせたOCRにより、本人確認書類の券面に記載された氏名、住所、生年月日など本人特定事項の読み取りも可能。スマートフォンで本人確認書類の券面を撮影すると端末内でリアルタイムかつセキュアにOCR処理を行うという。

 AI技術を用いて本人確認書類の特徴分析を行い、券面の表裏判定を行う機能も用意する。金融サービスの利用者がスマートフォンのカメラで本人確認書類を撮影すると、AIが手続きに必要な本人確認書類かどうかを自動で分析する。

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