富士通は、10月21日にユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(U.S.M.H)と共同開発したスマートPOSアプリ「USMH公式モバイルアプリ」とその基盤システムについて発表した。
本アプリにはスマートフォンのカメラを活用した購入商品登録と、キャッシュレス決済機能を搭載。来店客はアプリにクレジットカード情報を登録し、店舗で購入したい商品のバーコードをスマホで読み取って購入リストへ商品を登録すれば決済が完了する。利用者は店舗のレジに並ぶことなく決済でき、店舗従業員はレジ業務の負荷軽減が期待できるとしている。
基盤システムにはマイクロサービスアーキテクチャーを採用し、必要に応じて機能を追加できる。決済後にスマートフォンに表示されるQRコードを、サービスカウンターに設置されたQRコードリーダーへかざせば、次の買い物が可能になる。
両社はスーパーマーケットチェーンを展開するカスミでユーザビリティや機能の検証と改善をすすめ、10月21日に一部店舗で導入。11月から各店舗へ順次拡大し、2020年度以降はU.S.M.Hのグループ各社へ展開していく。今後は消費者行動の把握や分析といった機能強化も行う。
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