2020年1月27日〜2020年2月2日
ITmedia Mobileにおける1週間の記事アクセス数を集計し、その上位10記事を紹介する「ITmedia Mobile Weekly Top10」。今回は2020年1月27日から2020年2月2日までの1週間について集計し、まとめました。
今回のアクセスランキングの1位は、KDDIが1月28日に行った「au PAY」に関する発表会のレポート記事でした。他にも、関連する記事が4位と8位に入っています。
KDDIは決済サービスとしてのau PAYの強化策を短期間で打ち続けています。まず、Pontaポイントを運営するロイヤリティ マーケティングや、同社の2位株主であるローソンと資本業務提携を締結した上で、自社の「au WALLET ポイント」を「Pontaポイント」に統合することを決定。そして今回、決済サービスとeコマースサービスのブランドを「au PAY」にそろえることを発表しました。
発表会のレポート記事にもある通り、矢継ぎ早にau PAYの強化を行っているのは「スーパーアプリ」化を狙っての取り組みです。ざっくり説明すると、スーパーアプリは決済を含む金融サービスを全てこなせる上、eコマースなどを含め日常生活の全てを内包したアプリのことです。
スーパーアプリといえば、ヤフーとソフトバンクが合弁で展開する「PayPay(ペイペイ)」も機会のある度にその構想を語っています。恐らく、KDDIはその動きを意識してau PAYの強化に取り組んでいるものと思われます。
KDDIは、au PAY以外の金融サービスのブランドも順次「au」の名を冠するものに変更しています。ヤフーも「PayPay」の名を冠するサービスを出してはいますが、KDDIと比べると名称変更への「前のめり感」はあまりないようにも思えます。私個人としては、2020年は「au」と「PayPay」の戦い(?)に注目しています。
ランキングの5位には、楽天モバイルがMNOサービス用端末として限定販売しているスマートフォン「Rakuten Mini」のファーストインプレッションが入りました。
前回のランキングでも触れた通り、Rakuten Miniを購入すると表明していた私ですが、2月1日にようやく購入することができました。楽天モバイルオリジナルのケースやガラスフィルムもセットです。「おまけ」で楽天モバイルのロゴ入りハンドストラップももらえました。
早速使ってみているのですが、レビュー記事にもある通り、小さい割には便利に使えています。特に、おサイフケータイが使えることは非常に大きく、iD、QUICPay+や楽天EdyについてはRakuten Miniで使うようにしています。「Google Pay」に登録したバーコード式のポイントカード(dポイント、Tポイント、楽天スーパーポイント)も、「小さ過ぎて読み取ってもらえないかな……」と不安でしたが、今のところは問題ありません。
メインのスマートフォンをすでに持っていて、より効率的にさまざまなポイントをためたいという人にも、Rakuten Miniはおすすめできます。iPhoneをメインとしている人なら、iPhoneでは使えない「ラッキータッチ」を使う手段としてもアリです。
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