人である。広角カメラを使い、通常の撮影モードと、背景がぼけるポートレートモードの両方で撮影。
今回は荒天に恵まれてしまったおかげで、昼間なのに暗くて雨交じりというよくない条件だったのでご容赦を。
血色がいいのはReno A。AQUOS sense3は感度がかなり上がってちょっとノイズが目立つ。P30 liteはかなり抑えめで肌も滑らかに仕上げてきた。その辺はHuaweiらしい。
続いて、背景ぼかし。どれもポートレートモードで撮影。AQUOS sense 3は「AIオート」と書いてあるところをタップすると撮影モードを変えられるのだが、その中にポートレートがある。
さて結果は。
実のところ、こういうときの透明の傘ってポートレートモード泣かせはあるのだが、比較的優秀だったのはReno A。
AQUOS Sense 3は奥行きを調べるためのカメラを持たない、つまりシングルカメラだけで判断するため、人物と認識した箇所以外は同じようにぼけてしまった。
肌の処理はP30 liteがうまい。いい感じに滑らかになっている。
人物ついでに自撮り。どの端末も自撮り時はビューティー系の機能をあれこれ使えるのだが、今回はだいたい真ん中あたりの強度に設定している。さらに背景ぼかしはオンで(あるいはポートレートモードで)撮影。
AQUOS sense 3のインカメラは800万画素で、35mm判換算で23mm相当くらいと広角系。ポートレートモードはないが、背景ぼかしを指定できるのでそれで。
P30 liteはインカメラも約2400万画素と強力。美肌効果もかなり掛かる
Reno Aもインカメラが約2500万画素と強力。メインターゲットとして自撮りをよく撮る層を考えているのだろう。さすがに美肌系が強力で、背景のボケ具合もなかなかよい。
これはもう好みですな。
次の比較シーンは夕焼け。3機種とも日の出、日の入りであることを認識して撮ってくれた。でも空のグラデーションの表現が違っていて面白いのだ。
P30 liteはわざと空の青を残して、青から赤へのグラデーションを出している。わざとらしいけどすごく印象的だ。
他の2機種はもう少し素直に色を作っているので、空の高いところはちょっとくすんでいるが、実際の見た目はこちらが近い。
見た目が現実に近くてグラデーションが滑らかなのはAQUOS sense 3かな。
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