ミッドレンジスマホのカメラはどう? 「AQUOS sense3」「HUAWEI P30 lite」「OPPO Reno A」で撮り比べ荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(3/4 ページ)

» 2020年03月01日 06時00分 公開
[荻窪圭ITmedia]

人を撮る

 人である。広角カメラを使い、通常の撮影モードと、背景がぼけるポートレートモードの両方で撮影。

 今回は荒天に恵まれてしまったおかげで、昼間なのに暗くて雨交じりというよくない条件だったのでご容赦を。

AQUOS sense3 AQUOS sense 3で人物。写りがナチュラルなのはよいが、ややISO感度があがって肌がざらっとしているのは気になるところ
HUAWEI P30 lite P30 liteで人物。顔がほどよく明るくなり、肌も滑らかでさすがの写り。
OPPO Reno A Reno Aで人物。血色がよくていい感じ

 血色がいいのはReno A。AQUOS sense3は感度がかなり上がってちょっとノイズが目立つ。P30 liteはかなり抑えめで肌も滑らかに仕上げてきた。その辺はHuaweiらしい。

 続いて、背景ぼかし。どれもポートレートモードで撮影。AQUOS sense 3は「AIオート」と書いてあるところをタップすると撮影モードを変えられるのだが、その中にポートレートがある。

OPPO Reno A AQUOS sense 3のポートレートモードはこの中にある

 さて結果は。

AQUOS sense3 AQUOS sense 3のポートレートモード。シングルカメラでの人物抽出なので、人物以外は全てボケてしまった
HUAWEI P30 lite P30 liteのポートレートモード。傘と後ろの手すりが不自然にぼけてしまっているが、肌の滑らかさはさすが
OPPO Reno A Reno Aのポートレートモード。手すりはぼけず、傘はそれなりにという、なかなかよい出来。肌色もよい

 実のところ、こういうときの透明の傘ってポートレートモード泣かせはあるのだが、比較的優秀だったのはReno A。

 AQUOS Sense 3は奥行きを調べるためのカメラを持たない、つまりシングルカメラだけで判断するため、人物と認識した箇所以外は同じようにぼけてしまった。

 肌の処理はP30 liteがうまい。いい感じに滑らかになっている。

自撮りが優秀なのは?

 人物ついでに自撮り。どの端末も自撮り時はビューティー系の機能をあれこれ使えるのだが、今回はだいたい真ん中あたりの強度に設定している。さらに背景ぼかしはオンで(あるいはポートレートモードで)撮影。

 AQUOS sense 3のインカメラは800万画素で、35mm判換算で23mm相当くらいと広角系。ポートレートモードはないが、背景ぼかしを指定できるのでそれで。

AQUOS sense3 AQUOS sense 3で自撮りの図
AQUOS sense3 他と比べると画素数は低い。肌の感じはまあまあ

 P30 liteはインカメラも約2400万画素と強力。美肌効果もかなり掛かる

HUAWEI P30 lite P30 liteで自撮りの図
HUAWEI P30 lite ややビューティー処理がかかりすぎて不自然な感あり

 Reno Aもインカメラが約2500万画素と強力。メインターゲットとして自撮りをよく撮る層を考えているのだろう。さすがに美肌系が強力で、背景のボケ具合もなかなかよい。

OPPO Reno A Reno Aで自撮りの図
OPPO Reno A ビューティー処理が目立つが、背景のボケ具合は悪くない

 これはもう好みですな。

夕方になったら夕焼けだ

 次の比較シーンは夕焼け。3機種とも日の出、日の入りであることを認識して撮ってくれた。でも空のグラデーションの表現が違っていて面白いのだ。

OPPO Reno A AQUOS sense 3で夕焼け。ナチュラルなグラデーションがよい
OPPO Reno A P30 liteで夕焼け。空の青く残っている部分を強調してくれたので、より印象的になった
OPPO Reno A Reno Aで夕焼け。HDRが効いてシャドー部が少し残っているのが印象的

 P30 liteはわざと空の青を残して、青から赤へのグラデーションを出している。わざとらしいけどすごく印象的だ。

 他の2機種はもう少し素直に色を作っているので、空の高いところはちょっとくすんでいるが、実際の見た目はこちらが近い。

 見た目が現実に近くてグラデーションが滑らかなのはAQUOS sense 3かな。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月12日 更新
  1. 「iPhone 17e」と「iPhone 17」は何が違う? 3万円の価格差をスペックから検証する (2026年03月10日)
  2. 「iPad Air(M4)」実機レビュー 「もうProじゃなくてもいい」と思えた性能、だからこそ欲しかったFace ID (2026年03月09日)
  3. 「iPhone 17e」を試して分かった“16eからの進化” ストレージ倍増と実質値下げで「10万円以下の決定版」に (2026年03月09日)
  4. 自分で修理できるスマホ「Fairphone(6th Gen.)」を見てきた わずか10分で画面交換、2033年まで長期サポート (2026年03月10日)
  5. 携帯キャリアの通信9サービス、総合満足度はpovoがトップ サブブランド勢が好調 MMDが調査 (2026年03月10日)
  6. キーボード付きスマホ「Titan 2 Elite」がUnihertzから登場 実機に触れて分かった“絶妙なサイズ感” (2026年03月09日)
  7. 60ms未満の音声遅延速度で端末をワイヤレス化「UGREEN USBオーディオトランスミッター」が30%オフの2309円に (2026年03月09日)
  8. Qualcommのウェアラブル新チップが「Elite」を冠する理由 最新モデム「X105」は衛星通信100Mbpsへ (2026年03月11日)
  9. 「えっ、地震?」──LINEが安否確認テスト 1日限定で 「紛らわしい」との声も (2026年03月10日)
  10. 【無印良品】ウエストポーチもになる「スリングバッグ」が3990円に値下げ中 植物由来の原料を使用 (2026年03月11日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年