「AQUOS zero2」レビュー 軽さからゲーミング性能、カメラまでを検証(1/3 ページ)

» 2020年03月30日 06時00分 公開
[島徹,ITmedia]

 シャープから、大画面6.5型では最軽量の141gかつ、ゲーミング向け機能を充実させたAndroid 10搭載のハイエンドスマートフォン「AQUOS zero2」が発売された。ドコモ、au、ソフトバンクの3社に加えて、3月13日からはDSDVに対応したSIMロックフリー版も発売された。

AQUOS zero2AQUOS zero2 シャープ製「AQUOS zero2」

 魅力は、スリムかつ高性能でビジネスシーンに合うだけでなく、大画面かつ高性能でゲームや映画も存分に楽しめる点だ。特に、シャープは本モデルから4倍速表示の有機ELやゲーミング機能を充実させており、プライベートでは深くゲームを楽しみたい人にとってベストマッチのモデルといえる。本機の性能と使い勝手について詳しく見ていこう。

ビジネスやゲームでの要求に応えるスリムハイエンド

 AQUOS zero2最大の注目点は、軽さ141g、薄さ8.8mmのスリムなボディーだ。この薄型軽量ボディーに、大画面6.4型のHDR対応フルHD+(1080×2340ピクセル)の有機ELディスプレイやハイエンドCPUのSnapdragon 855を搭載した点だ。各社ハイエンドと持ち比べると、AQUOS zero2だけがサンプル模型では? と勘違いするほどの軽さだ。

AQUOS zero2 薄さ8.8mmで141gと軽量、スーツの内ポケットに入れても違和感がない

主な大画面ハイエンドスマホとの重量比較

  • AQUOS zero2……6.4型、141g
  • iPhone 11……6.1型、194g
  • iPhone 11 Pro Max……6.5型、226g
  • Xperia 1……6.5型、178g
  • Galaxy S10……6.4型、175g

 軽くてスリムな分、スーツの胸ポケットに入れやすく、大画面ハイエンドなので、メールや書類の確認だけでなく、長距離移動中に取り出して動画を楽しむ、ゲームをプレイするといった用途にも最適だ。気になるバッテリー容量は3130mAhと、薄型ながらも大容量といえる。

AQUOS zero2 6.4型HDR対応の有機EL搭載で、映画やゲームを快適に楽しめる。ステレオスピーカーは流行の大音量ではないが、室内でコンテンツを楽しむ分には十分な音量だ

 もちろん、防水・防塵(じん)(IPX5・IPX8/IP6X)、おサイフケータイにも対応。ステレオスピーカーも内蔵している。一方、有線イヤフォンの接続にはアダプターが必要である他、フルセグとワンセグは搭載していない。

AQUOS zero2 防水やおサイフケータイに対応。キャリア向けはともかく、SIMロックフリーの最新ハイエンドとしては数少ない対応モデルの1つとなる

 デザインについては、6.4型の有機ELディスプレイは全体が左右にかけて曲面を描く独特な形状で、800万画素のインカメラ周辺部は小さいながらもノッチとなっている。曲面ディスプレイの操作性はさほど違和感はない。むしろ、薄型かつ狭額縁でタッチ感度がいいので、人によっては手のひらが画面に当たりがち。保護ケースを着けた方が快適に操作できると感じられた。

AQUOS zero2AQUOS zero2 基本的には他の大画面モデルと同じく、両手で操作した方が安定する。ただ、薄型かつ軽量なので、手の大きな人なら片手でも操作可能だ

 今回、シャープとしては初めてディスプレイ内蔵の指紋認証センサーを搭載しており、顔認証と併用できる。利用する場合は「設定」→「システム」→「操作」から「画面をダブルタップして通知をチェック」を有効にした方が、机の上に置いたまま画面を点灯してロックを解除しやすい。

AQUOS zero2 ディスプレイ内蔵の指紋認証センサーを搭載。認証は指をややしっかり目に押した方が安定する

 本体側面はマグネシウム合金フレームで質感もいい。背面の樹脂パネルは全体にヘアライン加工風のパターンと、光の当たり方によって異なる色味を見せるグラデーションが掛かっており、ハイエンドらしい意匠となっている。ただ、軽さを追求した分、仕方のないところだろうが、背面パネルを触るとごく微妙にたわむ点は気になった。カメラは1220万画素との標準カメラと、2010万画素の広角カメラを搭載する。

AQUOS zero2 背面にはデュアルカメラと、FeliCa、NFCを搭載
AQUOS zero2 上部にはSIMカードスロットを搭載
AQUOS zero2 下部はスピーカーとUSB Type-C端子を搭載
AQUOS zero2 左側面は特にキーがない。側面のマグネシウムフレームは、放熱のためややくびれた形状になっているのが分かる
AQUOS zero2 右側面には音量と電源キーを搭載
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