Xiaomi「Redmi Note 9S」の上位モデル「Redmi Note 9 Pro」が登場 何が違う?山根康宏の海外モバイル探訪記

» 2020年07月05日 10時00分 公開
[山根康宏ITmedia]

 税込み2万4800円で発売されたXiaomiの「Redmi Note 9S」は、安いだけではなく4眼カメラと大容量バッテリーを搭載した実力モデル。ここまで安いとコンビニなどで売ってもおかしくないかもしれません。Xiaomiは新興国だけではなく欧州などでも低価格モデルとなるRedmiシリーズを積極的に展開しており、製品の種類も豊富です。

Redmi Note 9 Pro 香港で発売中のRedmi Note 9 Proをチェック

 Redmi Note 9Sのカメラは4800万画素の広角に800万画素の超広角、500万画素のマクロ、200万画素の深度測定という組み合わせ。海外ではこの4800万画素カメラを6400万画素に高めた「Redmi Note 9 Pro」も発売されています。フランスやシンガポールなど2つのモデルを併売する国もありますが、日本や韓国は9Sのみを販売、香港は9 Proだけが販売されています。今回は香港で販売中のRedmi Note 9 Proの実機を見てみました。

Redmi Note 9 Pro 「Redmi Note 9S」と本体サイズは変わらないRedmi Note 9 Pro

 本体サイズはRedmi Note 9 ProとRedmi Note 9Sで変わりません。どちらも76.7(幅)×165.8(高さ)×8.8(奥行き)mm、209gです。6.67型(1080×2400ピクセル)ディスプレイ搭載モデルとしては妥当な大きさでしょう。カメラは背面中央上部に4つ並び、その下にフォトライトが配置されるデザインも両者変わりません。

Redmi Note 9 Pro 背面デザインもRedmi Note 9 ProとRedmi Note 9Sは同じ

 カラバリもインターステラーグレー、オーロラブルー、グレイシャーホワイトで同じです。ところがオーロラブルーのみカメラ周りのデザインが異なっていることが分かります。これはRedmi Note 9Sにはないデザインバリエーションです。

Redmi Note 9 Pro オーロラブルー(左)はカメラ周りのデザインが違う

 カメラ周りだけをアップして見てみます。インターステラーグレー、グレイシャーホワイトは共通デザイン。フラッシュの左にある「64MP」の文字がRedmi Note 9 Proであることの証。Redmi Note 9Sはここが「48MP」になります。

Redmi Note 9 Pro 6400万画素カメラを背面に搭載する

 一方、オーロラブルーのカメラ周りは4つのレンズだけを独立させたデザイン。最近流行の正方形のカメラデザインとしています。カメラの上の表記も64MPの下にあえて「QUAD CAMERA」と書かれています。同じモデルでカメラ周りのデザインを変える例はいくつか例がありますが、Xiaomiは低価格モデルでもバリエーションを増やしていこうと考えているのでしょう。

Redmi Note 9 Pro オーロラブルーは正方形のカメラデザイン

 ちなみに姉妹モデルであるRedmi Note 9SとRedmi Note 9 Proのフランスの価格はメインメモリと内蔵ストレージの組み合わせで以下の通り。カラバリ3色と9 Proのデザイン違いモデルを見つつ、メモリ容量とカメラ性能を考えながら消費者が「どれにしようか」と悩めるわけです。

  • 9S 4GB+64GB:249.9ユーロ(約3万200円)
  • 9S 6GB+128GB:279.9ユーロ(約3万3800円)
  • 9 Pro 6GB+64GB:279.9ユーロ(約3万3800円)
  • 9 Pro 6GB+128GB:299.9ユーロ(約3万6200円)

 さてカメラのUI(ユーザーインタフェース)は6400万画素カメラ利用時のみ切り替えるXiaomiで一般的なもの。6400万画素カメラは暗所に強いので、シーンに応じて切り替えるのがいいでしょう。

Redmi Note 9 Pro カメラのUI。6400万画素は切り替えて使う

 室内でミニチュア模型の試し撮りをしてみました。後から細かい部分を拡大させたいときなどは6400万画素で撮るのもよさそう。

Redmi Note 9 Pro 6400万画素で香港の街並み模型を撮影(1500×1125ピクセルにリサイズ)

 最近のスマートフォンはマクロカメラを搭載していますが、数センチまで近寄って撮影できるのでブツ撮りも苦になりません。身の回りのモノや食事のアップなど、SNSでシェアする写真を撮るときにはマクロカメラがあると便利。2019年はスマートフォンのカメラに超広角レンズを搭載するのがブームになりましたが、2020年はマクロカメラの時代になりそうです。

Redmi Note 9 Pro マクロレンズに切り替える(下)とカメラ越しにも効果が分かる

 日本では6400万画素カメラを搭載した「Mi Note 10 Lite」も同時に発表されたため、Redmi Note 9 Proの投入はなかったのでしょう。Xiaomiは「格安スマホメーカー」という印象が強いものの、もはや「安物」ではなく「日常品」として誰もが普段使いできる製品を次々と出しているのです。

Redmi Note 9 Pro コンビニで日用品を買う感覚で購入できるRedmi Note 9シリーズ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月27日 更新
  1. 「海外からの迷惑電話が解消した」との声も NTTタウンページの「詐欺対策」アプリ、累計100万ダウンロード突破 (2026年06月25日)
  2. 年会費9万9000円の価値はある? 最上位クレカ「Olive Infinite」と「Visa Infinite」の違いと持つべき人 (2026年06月25日)
  3. 「モラルが欠如している」──LINE安否確認で“悪ふざけ”、SNSで批判の的に (2026年06月26日)
  4. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  5. 「iPhone 17e」と「iPhone 17」どちらが買いか? 2機種を使い込んで分かった“スペック表にない違い” (2026年04月29日)
  6. スマホの短期解約、最長1年の「継続利用」容認で抑制へ 「お試し割」は統合 総務省が取りまとめ (2026年06月25日)
  7. 「日本は6G周波数の議論すら始まっていない」 クアルコムが抱く危機感と、AI時代の次世代通信 (2026年06月26日)
  8. iPhoneそっくりなだけじゃない、コラボモデルもある「HONOR 600 Pro」 (2026年06月26日)
  9. 「実質24円」は今後も続く? スマホ残価設定は「現状維持」、残価率の一律化は「適当ではない」と総務省が評価 (2026年06月25日)
  10. ソニー「aibo」の国内販売終了 なぜ、人に愛される存在になったのか (2026年06月25日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー