世界を変える5G

ドコモ吉澤社長に聞く「5G契約」の現状 年内に安価な5Gスマホ投入へ(2/2 ページ)

» 2020年07月09日 20時42分 公開
[田中聡ITmedia]
前のページへ 1|2       

「5Gギガホ」の正式な“無制限化”は間もなく?

 5Gでもう1つ注目したいのが「料金プラン」だ。ドコモは大容量プランの「5Gギガホ」と段階制の「5Gギガライト」の2つを提供している。両プランの契約比率は半々だそうで、ドコモの見立てでは「ギガホがもう少し少ないと思っていた」そうだ。5Gで大容量のデータを使うのなら5Gギガホ一択ともいえるが、5G対応のコンテンツがさらに増えてくれば、5Gギガホの比率も増えるのではと吉澤氏は期待を寄せる。

5Gギガホ 月額7650円(税別)で100GBまでのデータ通信を利用できる「5Gギガホ」。現在はキャンペーンにより無制限にデータ通信を利用できる

 5Gギガホは100GBまでのデータ容量を利用できるが、現在はキャンペーンで無制限に利用できる。吉澤氏は「場合によっては(正式なプランとして)アンリミットにするという判断をどこかでする」と言う。しかし無制限プランにすると、常時接続などで大容量のデータ通信を行うユーザーが出がちだが、現在、ドコモの設備に影響を与えるほどの悪質な通信はないという。

 気になるのは“無制限”が正式プラン化するタイミングだが、「(5Gギガホの)稼働が10万弱なので、もう少し数が取れて、第1四半期決算あたり(例年通りなら7月下旬)で言えるかどうかだと思う」と吉澤氏は見立てる。

 月間はもちろん、3日間などの通信制限はない5Gギガホは、固定回線の代替にもなり得る。特に4月以降は大多数の企業がテレワークに切り替えたことから、モバイル回線に与えるトラフィックも気になるところだが、「テレワークでデータトラフィックが増えたというのは明確なデータはない」と吉澤氏。LTEの「ギガホ増量キャンペーン」で30GBから60GBに増やしたときはトラフィックが「グッと増えた」そうだが、コロナがトラフィックに与えた影響はほぼないようだ。

※次回は楽天モバイルやサブブランド関連のテーマを聞きます。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年02月10日 更新
  1. 「iPhoneの調子が悪いです」の文言、なぜアイホンのFAQに? 実はAppleと深く関係 (2026年02月08日)
  2. 総務省有識者会議が「手のひら返し」な我が国への示唆――日本を国際標準から遅れさせたのは自らの愚策のせい (2026年02月08日)
  3. 「東京アプリ」で1.1万円分をゲット、お得な交換先はどこ? dポイント10%増量+楽天ペイ抽選が狙い目か (2026年02月05日)
  4. KDDI、楽天モバイルとの「ローミング重複エリア」を順次終了 松田社長が言及 (2026年02月06日)
  5. 楽天モバイル、1000万回線突破も残る「通信品質」の課題 5G SAの早期導入とKDDIローミング再延長が焦点に (2026年02月07日)
  6. ソフトバンク、短期解約を繰り返す「ホッピングユーザー」を抑制 その理由は? (2026年02月09日)
  7. Googleが台湾のPixel開発拠点を公開 「10 Pro Fold」ヒンジ開発の裏側、“7年サポート”を支える耐久テスト (2026年02月09日)
  8. 東京アプリ、PayPayがポイント交換先に追加される可能性は? 広報に確認した (2026年02月05日)
  9. 東京アプリ、PayPayとWAON POINTをポイント交換先に追加 交換時期は「決まり次第案内」 (2026年02月09日)
  10. 「小型iPhone SEを復活させて」──手放せない理由SNSで話題 どこが“ちょうどいい”と評価されるのか (2025年11月29日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年