「Galaxy Tab S7/S7+」発表 5G対応で120Hzディスプレイ搭載、新Sペンが付属

» 2020年08月06日 00時10分 公開
[田中聡ITmedia]

 Samsung Electronicsが8月5日、Androidタブレットの新製品「Galaxy Tab S7」「Galaxy Tab S7+」を発表した。カラーはそれぞれMystic Black、Mystic Silver、Mystic Bronzeの3色。OSはAndroid 10をプリインストールしている。

Galaxy Tab S7 「Galaxy Tab S7」
Galaxy Tab S7

 2モデルとも5Gに対応する他、LTEとWi-Fiのモデルも用意する。ディスプレイはGalaxy Tab S7が11型液晶、Galaxy Tab S7+が12.4型有機EL(Super AMOLED)を搭載しており、解像度はいずれも2560×1600ピクセルのWQXGA。最大120Hzのリフレッシュレートに対応しており、クラウドゲームや高精細な動画ストリーミングを快適に利用できるとしている。

Galaxy Tab S7
Galaxy Tab S7

 プロセッサはQualcommのSnapdragon 865 Plusを搭載。メインメモリ+内蔵ストレージの組み合わせは6GB+128GB、8GB+256GB、8GB+512GBとなっている。microSDスロットも備えており、最大1TBのmicroSDを利用できる。背面には1300万画素のメインカメラと500万画素の超広角カメラを、前面には800万画素のインカメラを搭載する。

 Galaxy Tab S7は8000mAh、Galaxy Tab S7+は1万90mAhのバッテリーを内蔵しており、14〜15時間の動画視聴を可能としている。また45Wの急速充電にも対応している。AKGとDolby Atmosのサウンド技術に対応したクアッドスピーカーも備えており、YouTube Premiumを4カ月間無料で利用できる特典が付く(特典は国や地域によって異なる)。

 遅延を低減したという新たなSペンが付属しているのも特徴だ。このSペンを生かしたアプリとして、イラスト制作ソフト「Clip Studio Paint」のAndroid版をプリインストールしており、6カ月間は無料で利用できる。同アプリは他のGalaxyでも利用でき、しばらくはGalaxy独占提供となるという。

Galaxy Tab S7
Galaxy Tab S7 Sペンが付属する

 別売りでBook Cover Keyboardsも用意しており、Galaxy Tab S7/S7+を装着すると165度の角度で自動調節される。トラックパッドやファンクションキー(S7+用のみ)も備えている他、Galaxy Tab S6向けよりもキーサイズが26%大きくなっている。

Galaxy Tab S7 別売りのBook Cover Keyboards

 サイズと重さはGalaxy Tab S7が165.3(幅)×253.8(高さ)×6.3(奥行き)mm、498g(Wi-Fi)、500g(LTE)、502g(5G)、Galaxy Tab S7+が185(幅)×285(高さ)×5.7(奥行き)mm、575g(Wi-Fi、LTE、5G)。指紋センサーはS7がサイドキーから、S7+はディスプレイ内蔵のものを利用する。

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