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» 2020年11月10日 19時15分 公開

「頭金0円」広告は優良誤認の恐れあり 総務省と消費者庁が注意喚起

総務省と消費者庁が、携帯電話における「頭金」について注意喚起を行った。頭金とは、割賦で購入する際に、販売価格の一部として支払う金額のことをいう。しかし携帯電話業界では異なる意味で頭金が使われている。

[田中聡,ITmedia]

 総務省と消費者庁が、携帯電話における「頭金」について注意喚起を行った。

 頭金とは通常、高額商品を割賦で購入する際に、販売価格の一部として支払う金額のことをいう。つまり「製品価格」から「割賦の支払額」を引いた金額が「頭金」となる。

 一方、携帯電話業界での頭金は、割賦の支払額に上乗せされて使われていることが多く、割賦の支払額に上乗せしないことをアピールすべく、「頭金0円」を強調する店頭広告が多いという。

 そのため、ユーザーが頭金を支払うことで割賦の支払額が減少すると誤認したり、頭金の割引を希望小売価格からの割引であると誤認したり、0円が強調されることで非常に安いと誤認したりして、トラブルにつながる事例が発生しているという。

頭金 携帯電話の頭金は、割賦の支払い額に上乗せするものとして使われることが多い

 こうした誤認につながる表示は景品表示法における優良誤認に当たる可能性があるため、総務省と消費者庁は、キャリアと販売代理店に対し、不適切な表示を行わないよう是正していく。

頭金 「頭金0円」をことさら強調する広告は、景品表示法における優良誤認に当たる恐れがある

 頭金に関連したトラブルを避けるために、ユーザーは携帯電話端末の価格が店舗ごとに異なることを理解し、支払総額を確認した上で購入するよう呼び掛けている。

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