2020年を振り返る(12月編):業界に衝撃を与えたドコモの「ahamo」:Mobile Monthly Top10

» 2021年01月05日 11時12分 公開
[田中聡,ITmedia]

 12月のモバイル業界は例年、大きなニュースが少なく、ネタ枯れに悩まされることが多いのですが、2020年はむしろ最も盛り上がった月だったといえます。ドコモの「ahamo」に始まり、KDDIがau向けに、ソフトバンクが3ブランドで新料金プランを発表するなど、「料金」に関する話題がめじろ押しでした。

 中でも衝撃を与えたのがahamoです。月額2980円(税別)で20GB、しかも5分かけ放題付きという、これまでのドコモでは考えられないほど安い料金プランだからです。さらに、後日「ギガホ」「5Gギガホ」の値下げも発表し、5Gギガホは容量無制限が正式な仕様となりました。12月の記事ランキングは、実にトップ10のうち7本がドコモ料金関連の記事で占められています。

ahamo 12月の主役ともいえるニュースだったドコモの「ahamo」

 ahamoがここまで安いと「ギガライト」の存在意義がなくなりそうですが、データ容量を1GBまでに抑えられるよう、ドコモはahamoと同時期の3月に「ギガプラン上限設定オプション」を導入します。同オプションのニュース記事もahamo並みに注目を集めましたが、コロナ禍によって在宅で過ごすことが増えた結果、モバイル通信は低容量で十分という人が増えたのかもしれません。

 auはAmazonプライムをセットにしたプランを発表しましたが、ahamoの直後というタイミングの悪さと、キャンペーン適用後の最安値を前面に出す手法が災いして、批判を浴びる結果になりました。とはいえ、5Gの使い放題プランの料金自体はドコモやソフトバンクと大差なく、ahamo対抗の本命といえる、サブブランドの料金改定はこれから。KDDIの高橋誠社長は1月に新料金プランの発表を予告しており、ここで3社の低料金プランが出そろうことになりそうです。

au KDDIはAmazonプライムとのバンドルプランを発表しましたが、タイミングの悪さもあって批判を浴びる結果に

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