Xiaomiの「Mi 11」に触れる 意外と軽いボディー、カメラは暗所撮影に注目:山根康宏の海外モバイル探訪記

» 2021年04月06日 15時09分 公開
[山根康宏,ITmedia]

 次々と低価格スマートフォンを展開しているイメージの強いXiaomiですが、日本で立て続けに投入されている「Redmi」シリーズはコスパが命の価格重視モデル。

 海外では上位モデルの「Mi」シリーズも次々と発売されています。そんなMiシリーズで2021年の中心モデルとなるのが「Mi 11」です。中国では2020年12月末に発表され、世界初のSnapdragon 888搭載スマートフォンとして大きな話題を集めました。グローバル向けには年明けから順次発売となり、筆者の居住する香港でも3月になりようやく販売が始まりました。

Mi 11 カメラ周りのデザインに特徴のある「Mi 11」

 Mi 11のディスプレイは6.81型と、大型化が進む最近のスマートフォンの中でも大きめ。1400×3200ピクセルと解像度も高く、Samsungなどのフラグシップモデルと互角のスペックになっています。ディスプレイは角を落としたエッジデザインです。

Mi 11 6.81型の大型ディスプレイを搭載

 本体サイズは74.6(幅)×164.3(高さ)×8.1(奥行き)mm、重量は196g。ディスプレイサイズに対して200gを切る重さは、持った瞬間「軽い!」と思わず叫んでしまうほどでした。背面の仕上げもよく、手に持ってみると高級感も味わえます。このあたりはさすがXiaomiのフラグシップモデルです。

Mi 11 サイズのわりに軽いボディー。本体は高級感あふれる仕上げ

 側面から見るとカメラ部分が2段に出っ張っていることが分かります。背面側も角を取った形状なので持ちやすく感じられました。

Mi 11 側面からも、カメラが2段構造になっていることが分かる

 背面カラーはミッドナイト・グレーとホライゾン・ブルーの2色のみ。ミッドナイト・グレーは最近ではおなじみの、背面に指紋跡の付きにくい仕上げ。カメラ周りはブラックのツートンカラーとなっています。

Mi 11 Mi 11のミッドナイト・グレー

 ホライゾン・ブルーはややグラデーションをかけた仕上げです。なお、中国では背面にXiaomi CEOのレイ・ジュン氏のサイン入りモデルや、ヴィーガンレザーの革張りモデルもあります。より高級感あふれるレザー版もいいですし、Xiaomiのファンにとってはレイ・ジュンモデルも気になるところ。できればこれらもグローバル展開してほしいものです。

Mi 11 MI11のホライゾン・ブルー。カメラはメイン2つの周りのみブラック仕上げ

 カメラは1億800万画素のメイン(広角)、1300万画素の超広角、500万画素の望遠という構成。厚さ8.1mmの本体に1億800万画素カメラは収まらなかったようで、このカメラだけが他のカメラより1段出っ張っています。ビデオは8K録画にも対応。Xiaomiの上位モデルはこの「億画素カメラ」搭載が今や当たり前になりました。500万画素のマクロカメラは、他社の200万画素マクロより高画素。プリント基板表面や布地の目を撮影するなど、仕事にも使える性能だそうです。

Mi 11 1つだけ出っ張っているのが1億800万画素カメラ

 カメラのUI(ユーザーインタフェース)は一般的。クローンモードが面白いと感じました。人物を連続して撮影して、同じ背景の上に並べることができるというもの。SNSへのアップを意識した撮影を各社いろいろと研究していますね。

Mi 11 クローンモードは同一背景上に人物の写真やビデオを複数配置できる

 Mi 11では夜景撮影モードがかなり強化されています。店舗には夜景撮影を体験できる撮影コーナーがあり、筒の中にチョウや草の模型が配置されています。上の穴にスマートフォンのカメラを当てて、真っ暗な中で撮影を試せるというわけです。

Mi 11 夜景撮影デモ装置。撮影時は手前の扉を閉じて中を真っ暗にする

 実際にMi 11で撮影してみると、とても明るく写ります。夜景モード撮影はHuawei端末の性能がとてもいいのですが、ここまで明るく撮れるとなると、Mi 11もかなり優秀だと思います。もちろんこの夜景モード撮影は実際の明るさを表現しているのではなく、明るさを補正しています。スマートフォンでSNSにアップする写真として十分満足いく出来でしょう。

Mi 11 真っ暗にして撮影してもここまで明るく撮れる

 Mi 11の価格は5699香港ドル(約8万円)ですが、それだけの性能を持っていますし仕上げも高級です。なおメモリは8GB+256GBという構成。日本にはここのところRedmiシリーズばかりが投入されていますが、ハイエンドモデルのMiシリーズも発売してほしいものです。

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