PayPayは、4月12日にキャッシュレス決済サービス「PayPay」の登録者数など主要指標の推移と2020年度下期に行った主な取り組みについて発表した。
2021年3月末時点の登録者数は3800万人を突破し、加盟店数は316万カ所超に。決済回数は2020年4月〜2021年3月の1年間で20億回超となり、前年度の8億回と比較して約2.5倍、中でも2020年度の第4四半期は3カ月で計6億回超と前年同期比約1.6倍となった。
2020年度下半期の主な取り組みとしては、利用者数が280万人を突破した「PayPayクーポン」の提供や金融サービスの拡大、PayPay残高の「送る・受け取る機能」へメッセージの送受信や背景デザインを選んで送れる機能を追加。決済プラットフォームやミニアプリAPIの提供、自治体と取り組む「あなたのまちを応援プロジェクト」の拡大も行っている。
「マイナポイント」の登録者数が300万人を突破し、大規模キャンペーン「超PayPay祭」も開催した。
2020年12月に公表した同社管理サーバのアクセス履歴には、詳細な調査分析により、権限がない外部第三者によるアクセスは無かったことを確認し、セキュリティチェックの強化策、定期的なアクセスモニタリング実施など再発防止策を進めている。さらに連携金融機関との協力をはじめシステムによる不正検知、24時間365日の専任スタッフによる監視、利用額可能額の設定、複数端末のログイン管理、本人確認などで安心・安全な環境を整えていくとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.