「Galaxy S21 Ultra 5G」のカメラを試す 1億800万画素、光学10xズームはまさに“ウルトラ”だ荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(2/3 ページ)

» 2021年05月23日 06時00分 公開
[荻窪圭ITmedia]

 さらにデジタルズームで100xまで行けるのだが、さすがに画質は落ちるし、被写体を中央にちゃんと捉えるのが難しいのでなかなか使いづらい。ただし「満月」を見つけたら話は別。30x望遠にして月に向けると、ちゃんと「月」として認識し、自動的に月撮影用のセッティングになるのだ。

GalaxyS21 30x望遠にしたら「月」と認識され、色や明るさが月撮影セッティングに。左上は30x以上になると現れる全体表示。被写体を見失いづらい

 撮った写真がこちら。ただカメラ任せにして撮っただけである。自動的に月が最適な明るさで撮れるように合わせ、シャープに撮ってくれる。月モードを持つスマホカメラはこれが初めてではないけれども、このクオリティーで撮れるのはすごい。

GalaxyS21 30x、つまり720mm相当の望遠で撮った月

 こうなると100x望遠(2400mm相当!)も試したくなるよね。さすがに、30xと比べてディテールがもやっとして心もとないけど、どう見てもスマートフォンで撮れる写真じゃない。ウルトラの名に恥じないクオリティーだ。

GalaxyS21 100x、つまり2400mm相当で撮った月。月のドアップがこのクオリティーで撮れる。誰でも簡単に撮れる月、である

 望遠になればなるほど被写体を画面内にちゃんと収めるのが大変なのだけど、S21 Ultraは被写体が中央に来るように頑張って補正してくれるので、それなりに撮りやすい。

クアッドカメラのおかげで幅広い撮影を楽しめる

 10x望遠の話で終わるわけにはいかないので、いつものガスタンクでいつものように比較。

GalaxyS21 クアッドカメラの性能をチェック

 超広角から行こう。画面デザインは従来のGalaxyと同じだけど、違うのは木のアイコンが4種類あること。木が3本(超広角)、2本(広角)、1本(3x望遠)、葉っぱ(10x望遠)という感じか。10x望遠のは葉っぱに見えるのだけど、違う?

GalaxyS21 クアッドカメラなので表示も4段階。左上のHDRはHDRが自動的に働いたときに表示される

 超広角は13mm相当とかなりの広角。色はさわやかでHDRが働いてシャドー部も明るく撮れている。めちゃ見た目に訴えるきれいな絵だ。

GalaxyS21 超広角カメラで撮影。13mm相当なのでかなりの広角

 広角は24mm相当と従来のGalaxy系に比べると少し広角に。これは1億800万画素のセンサーだが1200万画素での記録となる。元が高解像度なので、1200万画素に縮小するとすごくきれい。

GalaxyS21 24mm相当の広角カメラで撮影。一般的なスマートフォンが26〜27mm相当なのでちょっと広い範囲が写っている。ちなみにスマートフォンではXperia 1の広角カメラが24mm相当

 さらに1億800万画素(108MP)に切り替えて撮ることもできる。すると恐ろしいことに「1万2000×9000」ピクセルの巨大な画像を撮ってくれるのだ。まあ、スマートフォンの小さなレンズなので1億画素にふさわしい解像感があるかといわれると、ないわけだが、晴天下での風景や建物などディテールまで撮りたいときにいい。

GalaxyS21 1億画素モード(108MP)にすると長辺が1万2000ピクセルに

 こんなシーンだと1億画素らしさが出る。

GalaxyS21 1億画素あると花びらや新緑もかなり細かく解像してくれる

 続いて3xの望遠。いつも解像感をチェックするのに使っていた、奥にあるガスタンクの避雷針(だと思う)周りが足場で隠れてしまっているけど、細いワイヤーもそれなりに解像していて写りはいい。

GalaxyS21 3xの望遠カメラで撮影

 さらに10x。先端部まできれいに見える。さすが光学10x。デジタルズームの10xとはまったく違う。

GalaxyS21 10xの望遠カメラで撮影。光学10xなので写りもシャープでいい。避雷針の先っぽの形状まで分かる

 さらに100xまで上げられるけど、現実的なところで30xを。光学10xにデジタル3xだ。

GalaxyS21 30x。ここまでくると狙った構図でピシッと止めるのが難しくなる

 このくらいがギリギリかな。別途コンパクトデジカメを使っている(あるいは使っていた)人はそれなりに、デジタル一眼も楽しんでいる人には240mmは珍しい焦点距離ではないけど、カメラはスマホだけって人にはインパクトがあるはず。

GalaxyS21 10xの望遠で約7km離れた新宿の高層ビル街を撮影。10x望遠のパワーを実感できる

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月12日 更新
  1. 「iPhone 17e」と「iPhone 17」は何が違う? 3万円の価格差をスペックから検証する (2026年03月10日)
  2. 「iPad Air(M4)」実機レビュー 「もうProじゃなくてもいい」と思えた性能、だからこそ欲しかったFace ID (2026年03月09日)
  3. 「iPhone 17e」を試して分かった“16eからの進化” ストレージ倍増と実質値下げで「10万円以下の決定版」に (2026年03月09日)
  4. 自分で修理できるスマホ「Fairphone(6th Gen.)」を見てきた わずか10分で画面交換、2033年まで長期サポート (2026年03月10日)
  5. 携帯キャリアの通信9サービス、総合満足度はpovoがトップ サブブランド勢が好調 MMDが調査 (2026年03月10日)
  6. 60ms未満の音声遅延速度で端末をワイヤレス化「UGREEN USBオーディオトランスミッター」が30%オフの2309円に (2026年03月09日)
  7. キーボード付きスマホ「Titan 2 Elite」がUnihertzから登場 実機に触れて分かった“絶妙なサイズ感” (2026年03月09日)
  8. Qualcommのウェアラブル新チップが「Elite」を冠する理由 最新モデム「X105」は衛星通信100Mbpsへ (2026年03月11日)
  9. 【無印良品】ウエストポーチもになる「スリングバッグ」が3990円に値下げ中 植物由来の原料を使用 (2026年03月11日)
  10. 「えっ、地震?」──LINEが安否確認テスト 1日限定で 「紛らわしい」との声も (2026年03月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年