「Galaxy S21 Ultra 5G」のカメラを試す 1億800万画素、光学10xズームはまさに“ウルトラ”だ:荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(3/3 ページ)

» 2021年05月23日 06時00分 公開
[荻窪圭,ITmedia]
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人物も料理もきれいに

 つい望遠の話になっちゃうけれど、そればかりでもいけないので人も撮る。ビューティー機能はオンにし、デフォルトのパラメーターのまま使ってみた。常夜灯の下の空間が面白かったのでのぞき込む感じで。HDRが仕事してくれて、すごくいい明るさに。

GalaxyS21 常夜灯の叉越しにポートレート。ガイド機能がベストショットを教えてくれるのもGalaxyの特徴
GalaxyS21 ビューティー機能とHDRがいい感じに働いてくれた

 ここで3x望遠。3xにあたる72mm相当はポートレートにちょうどいい感じの焦点距離。これだけぐぐっと寄れる。

GalaxyS21 同じ距離で3xの望遠で。いい感じの顔のアップになった

 美肌具合もほどよい。ポートレートモードでは広角カメラと3xの望遠カメラを選べる。

GalaxyS21 ポートレートモードで3xの望遠カメラをセレクト
GalaxyS21 すっきりして背景ほどよくボケたいい感じのポートレートになった。72mm相当の望遠はポートレート撮影に使いやすいのだ

 自撮用インカメラは何と4000万画素。4画素を1つにまとめて使うので、撮影画像は1000万画素相当となる。

GalaxyS21 インカメラで自撮りの図。1000万画素の画像として記録される
GalaxyS21 インカメラの性能もS21+ 5Gより良くなっている

 続いて料理。お皿にぐぐっと寄って撮ろうとしたら、右下に黄色いアイコンが出て「フォーカスエンハンサーがオンになりました」という。これ、料理に限らずある程度以上近づいて撮ろうとすると、カメラが自動的に超広角に切り替わる機能。そっちの方が近距離に強い構造になってるからかと思う。超広角カメラを使い、広角カメラの画角で撮るという感じだ。

GalaxyS21 被写体がすごく近いときは「フォーカスエンハンサー」がオンになる

 で、料理写真はすごくいい。白い皿に乗っていてもその白さに露出が影響されず、ちょうどいい明るさで鮮やかに撮ってくれる。

GalaxyS21 フォーカスエンハンサーが働いて超広角カメラに切り替わって撮影されたパスタ。でも明るさも色もすばらしくおいしそう

 すばらしい。暗い場所でのクオリティーも高い。こちらは夜の団地で見かけたカワサキのNinja。カッコよかったのでつい撮ってしまったが、ノイズも少なくすごくきれいだ。

GalaxyS21 暗い場所なので感度が上がったが、さすが大きなセンサー(1/1.33型)だけあってノイズも少なく高画質

 そして、夜景にはナイトモード。通常の写真モードのままでも一定以上の暗さになるとナイトモードと同等の撮影をしてくれるし、手動でナイトモードに切り替えて撮ってもいい。これはナイトモードで撮ったもの。ノイズも少なく、白トビと黒つぶれを抑え、なんてことない暗い住宅街も華やかな夜景にしてくれる。

GalaxyS21 ナイトモードで団地の夜。非常に暗い場所なのだがこれだけ華やかに撮れ、木々の緑もしっかりでてる。

 動画はS21+ 5Gと同様にディレクターズビューを搭載。ディレクターズビューでは超広角、広角、3x望遠の3つのカメラを使う。

GalaxyS21 ディレクターズビューでは10x望遠は使わず、超広角、広角、3x望遠の3つとなる

 動画は最高で8K/24fps。8K時は1億画素の広角カメラ固定。使うカメラを選んで撮れるのは4Kまで。10xの望遠で4K動画を撮れるというのは、なかなかたまらない。

 そんなわけで、Galaxy S21 Ultra 5Gはカメラ機能もウルトラなのだった。ポイントは望遠カメラを3xと10xの2つ搭載したこと。いきなり10xだと広角カメラとの間が開きすぎていて使いづらい。間に3xを入れたことでスムーズになり、10x望遠の立ち位置が明確になったのがいい。

 日常の撮影は超広角から3x望遠で普通のスマホカメラとして使い、いざというときは10xに切り替えて今までのスマホでは撮れなかった望遠撮影を楽しめるので、撮影の幅がウルトラって感じなのである。10xの光学望遠はひと味違う。

 超広角から望遠まで、近くのものから遠くのものまで一番幅広く撮れるスマホカメラがこれだ、といっても過言じゃないわけで、S21+ 5GとS21 Ultra 5Gで迷ったら、取りあえずカメラ機能重視で行くならUltraである。まあ高いけどSペンが使えるとか基本性能が上がっているとか、総合的に見たらこっちを選んで損はあるまい。

(モデル:長谷川実紗)

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