楽天モバイル、エスイノベーション、meleap、トップカルチャーの4社は8月10日、新潟県が公募した「5Gソリューション開発促進事業」に採択されたことを発表した。
この事業では、「ウィズコロナ」「アフターコロナ」を見据えて、5Gを活用した非対面/非接触型ビジネスモデルの普及/転換を促すためのサービスや技術、製品、商品の開発などを支援する。先述の4社はコンソーシアム(企業連合)を結成した上でこの事業の応募し、採択されたという。
4社は5G技術を活用したARスポーツ「HADO(ハドー)」の試合映像配信や、新たな観戦体験の提供を目指すという。具体的には、トップカルチャーが運営する新潟県の一部の「蔦屋書店」などに「競技場スペース」を設けてHADOを開催し、その模様を遠隔地でも観戦できるようにするという。meleapはHADOの競技システムと観戦者応援システムの開発、楽天モバイルは試合映像の配信などに活用する5G環境や技術知見を提供し、エスイノベーションはプロジェクト全体のディレクションとプロモーションを担当する。
HADOは頭にヘッドマウントディスプレイ、腕にアームセンサーを装着して技を放つARスポーツ。3対3のチームに分かれ、エナジーボールやシールドなどの技を駆使しながた80秒間の試合時間で点数を取り合うというものだ。
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