NTTドコモは10月25日13時から、ドコモオンラインショップおよびahamo(アハモ)のWebサイトにおける「eSIM」に関する手続きのうち、既存ユーザーに対するeSIMの(再)発行手続きを休止している。当面の間、既存ユーザーのeSIM(再)発行はドコモショップへの来店が必要となる。
現在、オンラインショップとahamoで停止している手続きは、あくまでも既存ユーザーに対するeSIMの(再)発行手続きのみである。新規契約やMNP契約におけるeSIMの新規発行は引き続き受け付けている。
NTTドコモ広報部によると、今回のシステムメンテナンスは「お客さまにより安心して使っていただくため」に行っているという。終了時期は未定で、めどが立ち次第改めて告知するという。
なお、既存ユーザーがドコモショップにおいてeSIMの(再)発行を受ける場合、通常は2200円(税込み)の事務手数料が請求されるが、システムメンテナンス期間中はahamo契約者を含めて無料で対応するとのことだ。
10月24日深夜、筆者は自分名義で契約しているドコモ回線の1つ(5Gギガライト)をeSIMに変更した。GoogleのAndroidスマートフォン「Pixel 6」でeSIMの使い勝手を試すことが目的だったが、変更直後から現時点に至るまで、通話もデータ通信も問題なく行えている(※)。
(※)NTTドコモはPixel 6でのeSIMの動作確認を行っていない(自己責任)
11月2日19時頃、eSIMに切り替えた回線宛に「ドコモオンラインショップセンター」から電話がかかってきた。本人確認手続き後、eSIMへの変更手続きは自分で行ったものかどうかの確認を受け、その後はeSIM変更の手続きにおいて面倒だったり分かりづらかったりするポイントの質問を受けた。
ドコモ回線におけるオンライン手続きについて、後から電話で確認が入ったことは初めての経験だった。それで「何かあったのかな?」と調べた所、オンラインショップとahamoの臨時システムメンテナンスのことを知ったのである。
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