BALMUDA Phone、当初は4Gで発売する予定だったふぉーんなハナシ

» 2021年11月17日 20時01分 公開
[田中聡ITmedia]
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 バルミューダ初のスマートフォン「BALMUDA Phone」は、5Gに対応しているが、実は当初、4Gスマホとして発売する予定だったという。11月16日の発表会でバルミューダの寺尾玄社長が明かした。

BALMUDA Phone
BALMUDA Phone バルミューダ初のスマートフォン「BALMUDA Phone」

 BALMUDA Phoneが5Gに対応したのは、寺尾氏が「キーマン」という、ソフトバンクの常務執行役員、菅野圭吾氏の提案がきっかけだったという。ソフトバンクはBALMUDA Phoneを独占販売するキャリアで、開発にも携わっている。

BALMUDA Phone ソフトバンクの菅野圭吾氏

 ソフトバンクは2021年、縦型の折りたたみスマートフォン「razr 5G」、ライカ初のスマートフォン「Leitz Phone 1」といった他社にはない端末を発売。BALMUDA Phoneの投入も、その一環といえる。菅野氏は寺尾氏のチャレンジ精神に心を打たれ、「少しでもユーザーに応えられるものを一緒に作っていきたい」と思ったという。寺尾氏はソフトバンクについて、「フランクで前向きな姿勢。(菅野氏は)たまにバルミューダ負けているんじゃないかというぐらい、ポジティブな発言をする。想像はしていたけど、先進的でチャレンジング」と評する。

 そんな中で菅野氏に「助けられたことがある」というのが5Gへの対応だ。BALMUDA Phoneは4Gで2021年春に発売する予定で開発が進んでいたが、2020年秋に菅野氏から「絶対に5Gにしてください、そこは譲れません」という強い要望があったという。そのため、設計変更を余儀なくされ、発売時期も2021年秋にずれ込んだ。

 「4.5型から5.5型まで、0.1型刻みでさまざまなデザインを検討したが、一番優れているのが4.8型だと感じた」と寺尾氏が言う通り、BALMUDA Phoneのディスプレイサイズは当初、4.8型に決まっていた。しかし5G対応となると部品が収まらず、やむなく4.9型に変更したという。「各所のアールやカーブも調整し、中のレイアウトも変更した。3カ月はゆうに掛かった」と寺尾氏は振り返る。

 ソフトバンクが2021年以降に発売したスマートフォンは、全て5Gに対応している。5Gスマホが標準的になっている中で、4Gスマホとして発売する選択肢はなかったのだろう。「われわれも計画上、春の発売を予定していたが、とことんやらない納得いかなかった。今年(2021年)中に何とかと言っていたので、ギリギリで間に合った」(菅野氏)

BALMUDA Phone BALMUDA Phoneの対応バンド

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