総務省は11月26日、NTTドコモに対して文章で行政指導を行った。同社の5G/4G(LTE)/3G(W-CDMA)ネットワークにおいて10月14日から15日にかけて発生した通信障害について厳重注意すると共に、設備の切り替え工事に伴う事前準備の徹底などを求めている。
今回の行政指導は、総務省が11月10日付でドコモから受領した「重大な事故報告書」の内容を踏まえて行われた。文章では、ドコモに対して以下の6点を実施するように求めている。
ドコモが10月14〜15日の「重大な通信障害」を総務省に報告 音声は約460万人、データは830万人以上に影響
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