バルミューダとソフトバンクが発売した「BALMUDA Phone」で、ソフトウェアアップデート後にカメラの画質が悪化する事象が確認された。バルミューダは、修正のための追加のソフトウェアアップデートを近日中に提供する予定と明らかにした。
該当のアップデートでは、11月26日の発売にあわせて提供されたBALMUDA Phoneに最初のアップデートだ。このアップデートには「カメラの日中・暗所での画質改善」を含まれていたが、意図しない画質の悪化も含まれている。
実際にバルミューダが販売するBALMUDA Phoneでこのアップデート(ビルド番号1.010MI)を適用したところ、「料理モード」で白みがかったものを写したとき、緑がかった色味になる現象が生じることを確認した。
バルミューダの広報に問い合わせたところ、近日中には改善のアップデートを提供するという回答を得た。
バルミューダ広報 被写体と照明の条件によっては、アップデート前と比べて悪化する(緑色がかかったような色合いになる)ことが弊社でも確認されております。緑色によったチューニングは、本来意図していたものではございません。現在は、原因の特定とソフトウェアによる修正の確認が弊社内で終了したところです。提供時期については、近日中にご案内できると考えております。
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