iPhoneの標準アプリ「計算機」は、誰もが1度は利用したことのあるアプリだろう。実物の計算機と同じ感覚で使え、飲み会の割り勘、お小遣い帳、経費の精算などと重用している人も多いはずだ。
そこでミスタイプしてしまったとき、通常の計算機と同じく「C」をタップして全て消去するユーザーも多いと思う。手軽に修正する方法もあわせて、基本的な使い方をおさらいしよう。
入力したい文字を1文字だけ修正する場合、画面の適当な場所で左右にフリックすることで消去できる。フリックした回数分削除できるので、誤って数文字入力してしまっても問題ない。
iPhoneを横に持つと、関数電卓を利用できる。例えば「(」を「3×」の後に入力して「2+5」と入力し、「)」「=」とタップすると「3×(2+5)」で21を返す。「mc」は「メモリコピー」で入力した値を記憶しておき、「m+」「m-」で足し引きし「mr」で呼び出せる。
また、適当な数値を入力した後に「×」「=」など計算記号を入力してから「=」をタップしていると、同じ数値を足し続けたり、掛け続けられる。人数を数えながら、例えば数の決まっているお菓子を取りわける場合に必要な個数を簡単に計算できる。
計算結果をタップしつづけるとコピーできる。これに加えて、ホーム画面でアプリのアイコンを指の腹などで広い面積で押し込むと「最新の結果をコピー」でき、アプリを閉じた状態でも直前の計算結果をコピーできる。
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