韓国Samsung Electronicsは2月6日(現地時間)、9日開催のイベントで発表する新製品を含むGalaxyシリーズで、廃棄漁網のリサイクルプラスチック素材を使うと発表した。持続可能性と革新性を組み合わせる取り組みの一環だ。
9日のイベントでは、次期フラグシップスマートフォン「Galaxy S22」シリーズ(仮)が発表されるとみられている。Galaxy S22はSペンをサポートし、新フラグシップSoC「Exynos 2200」を搭載するといううわさだ。
これらの新端末は、使い捨てプラスチックではなく、PCM(ポストコンシューマー素材)など環境に配慮した素材の使用を拡大するという取り組みを反映すると同社は説明する。
海に廃棄されたプラスチックというとペットボトルやポリ袋を思い浮かべるかもしれないが、Samsungによると、毎年64万トンものプラスチック製漁網が廃棄されているという。こうした廃棄漁網がサンゴ礁などに悪影響を与えているため、これらを回収して転用することは地球と人類の未来を守るための重要なステップだとしている。
9日の新製品発表イベントでも、「持続可能な未来に対するわれわれのビジョンの詳細を御覧ください」。
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