MM総研は、2月9日に「2021年暦年(1月〜12月)国内携帯電話端末出荷台数」の調査結果を発表した。
2021年暦年の総出荷台数は3654.2万台(前年比12.6%増)で、スマートフォン出荷台数は3374.4万台(12.2%増)と2007年以降の調査で過去最多を記録。フィーチャーフォンは279.8万台で前年から17.1%増となり、auの2022年3月末の3Gサービス終了に伴う4G対応フィーチャーフォンの出荷が影響している。
スマートフォン出荷台数のうち、キャリア出荷台数は3135.9万台(シェア92.9%)。5Gスマートフォンの出荷台数は1960.9万台(前年比213.6%増)で、スマートフォン全体の58.1%(前年比37.3ポイント増)を占めている。
2021年のメーカー別総出荷台数シェア1位はAppleで、2012年から10年連続で1位を獲得。出荷台数は1681.5万台(前年比20.2%増)、総出荷台数シェアは46.0%(2.9ポイント増)となる。2位はシャープで450.1万台(シェア12.3%)、3位は京セラで345.6万台(9.5%)、4位はサムスン電子で269.7万台(7.4%)、5位はFCNTで253.6万台(6.9%)、6位はソニーで250.7万台(6.9%)となり、上位6メーカーで89%を占める。
ススマートフォン出荷台数シェア1位はAppleの1681.5万台(シェア49.8%)、2位はシャープの388.4万台(11.5%)、3位はサムスン電子の269.7万台(8%)、4位はソニーの250.7万台(7.4%)、5位はFCNTの208.3万台(6.2%)。
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