ではREDMAGIC 7をゲーム専用機にしてみよう。インストールしたゲームアプリは直接起動してプレイすることもできるが、左側面の赤いスイッチをスライドさせることで「Game Boost Mode」に入り、ゲーム用のUI(ユーザーインタフェース)が立ち上がる。画面表示は横向きとなり、インストールされているゲームアプリが表示される(設定で一般的なアプリも登録可能)。
Game Boost Modeでゲームをプレイ中は、本体の左右側面から中央に向かってスワイプすることでゲーム専用の設定画面を呼び出せる。一切の通知をオフにしてゲームに集中したり、画面のリフレッシュレートだけではなくタッチサンプリングレートを変更したりでき、画面の録画もワンタッチで行える。ゲーム中でも随時変更できるので、ゲームはこのGame Boost Modeからプレイするのがいいだろう。
実際にゲームをしてみると、ちょっと気になる点もあった。ヘッドフォンを接続していると左側のショルダートリガーがやや押しにくくなるし、USBケーブルを接続して充電しながらだと同様に右側がやや押しにくくなる。他社のように本体側面(横向きに保持した場合は底面側)にUSBやヘッドフォン端子があると、よりゲームに没頭できるだろう。
最後にカメラを使ってみよう。6400万画素広角、800万画素超広角、200万画素マクロの組み合わせは十分な性能だろう。なお標準の広角撮影は1600万画素相当となる。カメラのモードは多彩で「カメラファミリー」の中には暗闇の中の光の軌跡を写し出す「ライトドロー」や、夜の星空を撮影する「星空」などもある。
以下は実際にREDMAGIC 7で撮影した作例だ。
REDMAGIC 7はメモリ12GB+ストレージ128GBモデル(背面ブラック、Obsidian)とメモリ18GB+ストレージ256GB(透明、Supernova)の2種類が発売される。主な価格は以下の通り。ハイパワーなだけではなく冷却効果もしっかり考えられた製品だけに、ゲームマシンとしてスマートフォンを使いたい人にはお勧めだ。
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