世界を変える5G

日本に来るかも? ZTEのミドルレンジ5Gスマホ「Blade V40」シリーズ山根康宏の海外モバイル探訪記

» 2022年05月06日 10時00分 公開
[山根康宏ITmedia]

 ZTEのスマートフォンは日本でも少しずつ製品が出ており、復活の兆しを見せています。海外ではカメラ強化の「AXON」シリーズがフラグシップモデルとして話題にもなっていますが、ボリュームを稼ぐミドルレンジを中心とした「Blade」シリーズもプリペイド向けなどに販売されており、定期的に新製品も投入されています。2022年2月には「Blade V40」シリーズが発表されました。

Blade V40 ZTEのミドルレンジ端末「Blade V40」

 Blade V40はミドルレンジでありながらも5Gに対応したモデルです。価格を抑えた製品でも5G搭載は今や必須の時代ということでしょう。6.7型(1080×2400ピクセル)のディスプレイに4800万画素カメラを搭載、プロセッサはMediaTekのDimensity 700を採用しています。

Blade V40 5Gのミドルレンジスマートフォン

 本体カラーはグレーのマットと光沢仕上げの2色。よく見るとマットモデルにはBladeのロゴが入っていますが、光沢モデルにはなし。光沢モデルはZTEロゴの横に「5G」の記載が見えますが、このロゴ配置は中国で販売されているZTEのモデルに見られるもの。こちらは中国販売品かもしれません。

Blade V40 背面仕上げの異なるモデルもある

 スペックを見ると海外では最近増えているミドルレンジの5Gスマートフォンです。ところが実は6000mAhとかなり大きいバッテリーを搭載。またネットワークはWi-Fiと4Gと5Gの同時接続で3Gbpsの高速ダウンロードも可能など、なかなか特徴的な機能も搭載しています。ぜひ実機を使ってみたいものです。

Blade V40 5Gと4G、さらにWi-Fiの同時接続も可能

 上位モデルの「Blade V40 Pro」は6400万画素カメラに65W急速充電に対応した5100mAhバッテリーを搭載。プロセッサはUNISOCのT618を搭載しているようです。ちなみに中国では同型モデルとしてVoyager 20 Pro(運航20 Pro)が出ており、そちらはDimensity 700を搭載。Blade V40 Proはスペックの一部がまだ公開されておらず、まだしばらく発売されないのかもしれません。

Blade V40 カメラと急速充電を強化したBlade V40 Pro

 Blade V40とBlade V40 Proの販売国は欧州や米国になると思われます。日本ではBladeシリーズはかなり昔に発売されたことがありますが、最近のZTEはLibero 5GやZTE a1など、仕様を日本のキャリア向けにカスタマイズしたモデルを投入しています。しかしZTEの日本関係者によると、MVNO向けなどにオープン市場モデルを投入することも検討しているようです。

Blade V40 ZTEの手ごろな価格の5Gスマホは日本市場にも向いている

 通信インフラも手掛けているZTEの5Gスマートフォンは、高い通信性能を誇りますし、ミドルレンジからハイエンドまでさまざまな製品を海外で展開しており、高い技術力を持っています。楽天モバイルの「Rakuten BIG」が採用した世界初のアンダーディスプレイカメラなど、新しい技術も積極的に開発しています。ZTEが海外で人気となったモデルをそのままオープン市場向けに日本に投入する、という話もこれからあるかもしれません。

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