iPhoneの激安販売は「望ましい競争形態ではない」 ドコモ井伊社長が主張する“値引きの上限”(2/2 ページ)

» 2022年06月21日 12時47分 公開
[田中聡ITmedia]
前のページへ 1|2       

OPPOやXiaomiの端末取り扱い カギは「n79」?

―― オープン市場を見ると、OPPOやXiaomiなどの中国メーカーが国内でも台頭していますが、こうしたメーカーの端末を扱う可能性はあるのでしょうか?

井伊氏 いろんな方々が提案に来られるので、検討したことはあるんですけど、今のところ採用はしていません。

―― Huawei端末の取り扱いをストップしてから、中国メーカーのスマートフォンを取り扱うことに慎重になっているのでしょうか。

井伊氏 中国のメーカーさんであることは意識しています。(OPPOやXiaomiの端末を)他社さんが採用している実績があるとは聞いていますので、そこは是々非々で見ているんですけど、われわれの要求条件を満たすだけのご提案がないので、今のところ採用していないです。

―― それは(5G周波数の)n79が関係しているのでしょうか。

井伊氏 それもあります。周波数問題は十分あります。n79の4.5GHz帯はわれわれ固有ですが、中国メーカーだけじゃなくて、GoogleのPixelもまだ対応していないので、(ドコモでは)扱っていないです。ある程度ロットが出ないと、メーカーさんはその周波数に対応しないですよね。

OPPO OPPOやXiaomiのスマートフォンを扱うには、n79への対応が必須になりそうだ(写真は「OPPO Reno7 A」

―― 一方で、円安もあって端末価格が高騰しています。ハイエンド端末は20万円近くになっていますが、なかなかコントロールしづらい。

井伊氏 できないですよ、為替は。円安対策を早くやってくださいという。これは、輸入業者としてはかなりしんどいですよね。

―― 9月にまたiPhoneが発売されると思いますが、価格がどうなるかを心配している方は多いと思います。

井伊氏 でも9月くらいだとあまり変わらないかもしれないですね。ですから、為替損というものが出るでしょうね。

―― そこでカエドキプログラムをしっかり訴求していく感じでしょうか。

井伊氏 そうですね。だから、分割とかである程度買いやすい価格に下げる。あとは先ほどもお話ししたように、端末だけで収支はうまくいかないので、回線を長く使っていただくよりは、ロイヤルカスタマーになっていただくことがポイントだと思います。



前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月12日 更新
  1. 「iPhone 17e」と「iPhone 17」は何が違う? 3万円の価格差をスペックから検証する (2026年03月10日)
  2. 「iPad Air(M4)」実機レビュー 「もうProじゃなくてもいい」と思えた性能、だからこそ欲しかったFace ID (2026年03月09日)
  3. 「iPhone 17e」を試して分かった“16eからの進化” ストレージ倍増と実質値下げで「10万円以下の決定版」に (2026年03月09日)
  4. 自分で修理できるスマホ「Fairphone(6th Gen.)」を見てきた わずか10分で画面交換、2033年まで長期サポート (2026年03月10日)
  5. 携帯キャリアの通信9サービス、総合満足度はpovoがトップ サブブランド勢が好調 MMDが調査 (2026年03月10日)
  6. 60ms未満の音声遅延速度で端末をワイヤレス化「UGREEN USBオーディオトランスミッター」が30%オフの2309円に (2026年03月09日)
  7. キーボード付きスマホ「Titan 2 Elite」がUnihertzから登場 実機に触れて分かった“絶妙なサイズ感” (2026年03月09日)
  8. Qualcommのウェアラブル新チップが「Elite」を冠する理由 最新モデム「X105」は衛星通信100Mbpsへ (2026年03月11日)
  9. 【無印良品】ウエストポーチもになる「スリングバッグ」が3990円に値下げ中 植物由来の原料を使用 (2026年03月11日)
  10. 「えっ、地震?」──LINEが安否確認テスト 1日限定で 「紛らわしい」との声も (2026年03月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年