「iOS 16」の公開版ベータリリース 「iPadOS 16」「watchOS 9」「macOS Ventura」「tvOS 16」「HomePodソフトウェア16」も

» 2022年07月12日 08時58分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Appleは7月11日(現地時間)、次期モバイルOS「iOS 16」の公開版ベータを、Apple Beta Software Program参加ユーザー向けに提供開始した。「iPadOS 16」「watchOS 9」「macOS Ventura」「tvOS 16」「HomePodソフトウェア16」も同日リリース。プログラムに参加しているユーザーは、端末を登録することで公開版ベータをインストールできる。

 ios

 ただし、このバージョンは商用リリースではなく、エラーや不具合が発生する可能性があることに注意されたい。端末にインストールする場合は、事前に端末のバックアップを作成することを強くお勧めする。

 本稿ではiOS 16の公開版ベータについて簡単に紹介する。

 iOS 16の公開版ベータをインストールできるのは以下の端末だ。

  • iPhone 13、iPhone 13 Mini、iPhone 13 Pro、iPhone 13 Pro Max
  • iPhone 12、iPhone 12 Mini、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Max
  • iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max
  • iPhone XS、iPhone XS Max
  • iPhone X、iPhone XR
  • iPhone 8、iPhone 8 Plus
  • iPhone SE(第2世代以降)

 インストールするには、Apple Beta Software ProgramにApple IDでサインインし、そのアカウントで利用しているiPhoneを登録する。バックアップをとってから、まず「プロファイル」をダウンロードしてインストールし、再起動すると設定の「ソフトウェア・アップデート」にiOS 16公開ベータ版が表示されるようになる。後は通常のアップデートと同じだ。(スクリーンショットの公開は禁じられている。)

 公開版ベータから公式版OSに戻すこともできるが、その場合は工場出荷状態に戻る。

 公式版のiOS 16は今秋登場の予定。ロック画面のカスタマイズや動画のライブ字幕など、多数の新機能が追加される見込みだ。

 ios 2 iOS 16の新機能

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