米Appleは7月11日(現地時間)、次期モバイルOS「iOS 16」の公開版ベータを、Apple Beta Software Program参加ユーザー向けに提供開始した。「iPadOS 16」「watchOS 9」「macOS Ventura」「tvOS 16」「HomePodソフトウェア16」も同日リリース。プログラムに参加しているユーザーは、端末を登録することで公開版ベータをインストールできる。
ただし、このバージョンは商用リリースではなく、エラーや不具合が発生する可能性があることに注意されたい。端末にインストールする場合は、事前に端末のバックアップを作成することを強くお勧めする。
本稿ではiOS 16の公開版ベータについて簡単に紹介する。
iOS 16の公開版ベータをインストールできるのは以下の端末だ。
インストールするには、Apple Beta Software ProgramにApple IDでサインインし、そのアカウントで利用しているiPhoneを登録する。バックアップをとってから、まず「プロファイル」をダウンロードしてインストールし、再起動すると設定の「ソフトウェア・アップデート」にiOS 16公開ベータ版が表示されるようになる。後は通常のアップデートと同じだ。(スクリーンショットの公開は禁じられている。)
公開版ベータから公式版OSに戻すこともできるが、その場合は工場出荷状態に戻る。
公式版のiOS 16は今秋登場の予定。ロック画面のカスタマイズや動画のライブ字幕など、多数の新機能が追加される見込みだ。
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