モトローラ、新型の折りたたみスマホ「moto razr 2022」を中国で発表 Snapdragon 8+ Gen 1搭載

» 2022年08月12日 18時10分 公開
[田中聡ITmedia]

 モトローラ・モビリティが、中国で折りたたみスマートフォンの最新モデル「moto razr 2022」を発表。8月16日に発売する。

moto razr 2022 モトローラの新型折りたたみスマートフォン「moto razr 2022」

 moto razr 2022は、モトローラでは3世代目となる縦折り型のスマートフォン。開くとアスペクト比が20:9の6.7型メインディスプレイ(1080×2400ピクセルの有機EL)を、閉じると2.7型サブディスプレイ(573×800ピクセルの有機EL)を利用できる。

moto razr 2022 メインディスプレイが6.7型へと大きくなった

 メインディスプレイは第2世代の6.2型から大きくなっており、10億色表示やHDR10+、144Hzのリフレッシュレートにも対応している。サブディスプレイは天気予報、カレンダー、乗換案内、連絡先、カメラなどの情報を表示でき、閉じたまま通知を確認したりアプリを操作したりできる。

moto razr 2022 アスペクト比が4:3のサブディスプレイでさまざまな操作ができる

 メインディスプレイを半開きにした状態で置いたまま、上下2画面に分割して操作ができる。例えば上部にWebサイトを表示して下部でメッセージをやりとするという具合だ。カメラ撮影時には、本体を半開きにした状態で置けば、三脚を使わずに固定して撮影できる。

 アウトカメラは、光学式手ブレ補正対応の5000万画素の広角カメラと、121度の画角で撮影できる超広角カメラを搭載する。広角カメラのセンサーサイズは1/1.55型、画素ピッチは2μm。この広角カメラと、3200万画素のインカメラは、4つの画素を1画素にしてより多くの光量を確保する処理に対応している。

moto razr 2022 アウトカメラとインカメラのスペック

 本体サイズは79.79(幅)×166.99(高さ)×7.62(奥行き)mm、重量は200g。OSはAndroid 12をプリインストールしている。音響面では、デュアルスピーカーを搭載しており、Dolby Atmosにも対応している。

 プロセッサはSnapdragon 8+ Gen 1を搭載しており、先代のSnapdragon 765Gから大きくバージョンアップ。メインメモリと内蔵ストレージの構成は8GB+256GB、8GB+128GB、12GB+512GB。バッテリー容量は先代の2800mAhから3500mAhに増量されており、33Wの急速充電にも対応する。ネットワークは19種類の5Gバンド、27種類の4Gバンドに対応している。

 価格は8GB+256GBが6499元(約12万9000円)、8GB+128GBが5999元(約11万9000円)、12GB+512GBが7299元(約14万5000円)。

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