iPhone 14 Proの「ダイナミックアイランド」を試す 何がどう便利になった?(1/2 ページ)

» 2022年09月17日 15時15分 公開
[金子麟太郎ITmedia]

 iPhone 14シリーズのうち、iPhone 14 Pro/14 Pro Maxには4800万画素のクアッドピクセルセンサーを含むトリプル構成のアウトカメラや、「Dynamic Island(以下、ダイナミックアイランド)」などが備わる。

 特にダイナミックアイランドは新しいパンチホールを利用した新たな表示機能。iPhoneとして初めて搭載された機能の1つで、大きな注目を集めている。いったいどんなものなのか、その挙動はどうなるのか、実機で確認した。

ダイナミックアイランド dynamic island iPhone 14 Pro 左から6.7型ディスプレイ搭載のiPhone 14 Pro Maxと、6.1型ディスプレイ搭載のiPhone 14 Pro

ダイナミックアイランドはPro特有の新UI

 ダイナミックアイランドはTrueDepthカメラシステムを生かして、ディスプレイ上部で通知を受けたり、小さな操作パネルとして活用したりできるもの。

 Appleいわく、インカメラのモジュールだけでなく、赤外線や各種センサーも含めたTrueDepthカメラシステム全体の設計を小型化。それにより、センサーやインカメラがベゼルと一体(切り欠きには埋め込まれず)ではなくなり、ディスプレイの上部に埋め込まれた。

ダイナミックアイランド dynamic island iPhone 14 Pro ディスプレイ消灯時(画像:上)はセンサー類とインカメラが離れて見えるが、点灯時にはつながって見える(画像:下)

 Face IDは通常のインカメラとは別に設けられた「TrueDepthカメラ」で認証する。これを使い顔の「深度マップ」と「赤外線イメージ」を作成し、そのデータを登録済みのデータと照合。これにより本人かどうかを判断する。

  • 赤外線カメラ
  • 投光イルミネーター
  • ドットプロジェクタ

 この仕組みはiPhone 13シリーズとiPhone 14シリーズとで大きな変更はないが、Appleはその部分を島に見立てて、アプリや通知などの操作パネルのように使える、という新発想を生み出したのだ。

 iPhone 14 Proのディスプレイの上部を確認すると、iPhone X以降の機種に採用されてきた不格好な切り欠きはなくなり、角丸楕円形となっていることに気づく。先述の小型化により幅も狭くなっている。

過去にも似たようなものはあった

 長年に渡ってiPhoneだけを使い続けてきた人にとって、このダイナミックアイランドはぱっと見だと新鮮さがあるだろう。

 Appleは「iPhoneの顔がこんなに変わるのは、オールスクリーンの登場以来。この上なく大きな変化」だというが、他社を見ると新鮮さはないかもしれない。

 実は数年前、HuaweiのサブブランドだったHonor(2022年現在は独立)がダイナミックアイランド似の機能をフラグシップスマートフォン「Honor V40」に実装させた。こちらの製品にはパンチホールの周りに通話時間を表示したり、パンチホールに埋め込まれたインカメラを強調したりするような機能が備わっていた。

ダイナミックアイランド dynamic island iPhone 14 Pro Honor V40

 それに対してiPhone 14 Proのダイナミックアイランドは、必要に応じてユーザーに合った情報をスッと表示し、そうでない場合にはサッと隠れる。

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