iPhoneバイヤーズガイド(2022年9月最新版):iPhone 14、13、12、SEのどれを選ぶ?(5/5 ページ)

» 2022年09月25日 12時00分 公開
[石井徹ITmedia]
前のページへ 1|2|3|4|5       
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

iPhone 12でも基本性能に不足はなし

 価格を重視しながら長く使いたいなら、iPhone 12シリーズも選択肢に入れてもいいだろう。iPhone 12シリーズは5Gに対応した初のiPhoneだ。2019年発売のフラグシップモデルながら、標準モデルはiPhone 14発売後もApple Storeで販売されている。

iPhone 12 iPhone 12

 基本的な機能は14シリーズとほぼ共通で、Face IDやApple Pay、MagSafeアクセサリーやワイヤレス充電など、現代のiPhoneでは標準となった多くの機能を搭載している。最新の3Gゲームなどで使わず、カメラ性能もさほど気にしないというユーザーなら、iPhone 12の性能でも不足を感じることはないだろう。

 Apple StoreでのiPhone 12の価格は、64GBモデルで9万2800円。iPhone 14と比べると2万円ほど安く手に入る。UQ mobileやY!mobileなど、大手キャリアのサブブランドでも販売されている。

→・「iPhone 12/12 Pro」先行レビュー カメラからMagSafe、5Gまでを速攻試した

指紋認証重視でiPhone SEもアリ?

 低価格でiPhoneを手に入れたいなら、iPhone SEを選択肢になるだろう。iPhone SEシリーズはiPhoneの中で最も手頃な価格帯のモデルで、最新の第3世代でも5万円台で購入できる。

 iPhone SE(第3世代)は現行のiPhoneの中で唯一、Touch ID(指紋認証)に対応している。形状は2017年発売のiPhone 8とほぼ同等で、上下の画面枠の厚みは古めかしくも感じるが、切り欠きがないすっきりとした画面形状となっている。アウトカメラは単眼の1200万画素と、カメラ性能も控えめだ。

iPhone SE(第3世代) iPhone SE(第3世代)

 iOS 16が利用できるモデルは、iPhone SE(第2世代)とiPhone SE(第3世代)の2モデルになる。iPhone SE(第3世代)は、iPhone 13シリーズと同じプロセッサのA15 Bionicを搭載しており、5Gもサポートしている。今後数年のOSバージョンアップも期待できるだろう。

 iPhone SE(第2世代)は形状こそiPhone SE(第3世代)と同等だが、プロセッサはiPhone 11と同じA11 Bionic。5Gをサポートしていないため、これから4〜5年使っていくと、通信エリアの狭さを感じるかもしれない。中古での入手性が高いため、とにかく安くiPhoneを手に入れたい人には、いい候補となるだろう。

iPhone iPhoneシリーズの主なスペック
前のページへ 1|2|3|4|5       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年05月16日 更新
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年