調査会社Canalysは10月18日、第3四半期(7〜9月)の世界でのメーカー別スマートフォンの出荷台数に関する調査結果を発表した。総出荷台数は前年同期比9%減で、2014年以来最低の記録を更新した。「悲観的な経済見通しにより、消費者は電子機器よりも他の重要な支出を優先させている」とCalalysはみている。
メーカー別では、トップ5社中で米Appleのみ前年同期比でプラスになった。首位は韓国Samsung Electronicsがシェア22%で維持した。在庫削減のための強力なプロモーションが奏功した。Apple(シェア18%)に中国のXiaomi(14%)、OPPO(10%)、Vivo(9%)と続く。3位以降はいずれもシェアを前年同期より減らした。
Canalysは、スマートフォン市場は向こう6〜9カ月は引き続き低迷すると予測している。
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