大型センサーを積んだ「AQUOS sense7」のカメラはどう? AQUOS R7と比較しつつ試す荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(3/3 ページ)

» 2022年12月06日 10時00分 公開
[荻窪圭ITmedia]
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 インカメラは800万画素でF2.0。

AQUOS sense7 インカメラで自撮りするの図

 ポートレートモードでインカメラに切り替えると、ぼかしや美肌の細かいコントロールができる。

 セルフィーしたい人はポートレートモードを使うべし、だな。

AQUOS sense7 ポートレートモードだと細かい画質調整ができるのでセルフィー向き。ぼかしたくないときはぼかしを0にすればいいのだし
AQUOS sense7 ポートレートモードで撮ったセルフィー。肌も滑らかに

 sense7の全体の特徴としては原色系、特に青空がくっきりした色が出ること。ただ、このくっきり感は好みが分かれるところかもしれない。

AQUOS sense7 赤と青のくっきり感がAQUOSの特徴といっていいかも。陽射しがいい感じに当たると鮮やかでキレイ
AQUOS sense7 秋らしく落ち葉を。ホワイトバランスが難しい構図だけど、いい感じに黄色から赤のグラデーションも出てくれた

 動画はフルHDで、AQUOSなのでAIライブシャッター機能を使える。

AQUOS sense7 動画撮影中。AIとあるサムネイルは自動的にAIが撮影してくれたカット。ライブシャッターの画像は動画と同じサイズになる
フルHDで撮った動画

買いやすくて携帯しやすい国民機だった

 超広角カメラやインカメラはそれなりだが、確かにメインカメラは高画質になった。あとはデジタルズーム時の画質が上がればかなりいい感じだ。

 それ以上に薄くて軽いことや撮影機能がシンプルで分かりやすいこと。「国民機」(なんか言葉の響きが懐かしい)なので多機能よりシンプルで抵抗なく簡単に使え、気軽に撮ってもAIが仕事をして誰でも高画質な写真を撮れるってのが大事で、デザインや基本画質はいい。

 強い個性や特徴はないけど、ミドルレンジスマホのカメラとしていい進化をしていると思う。

モデル:長谷川実沙

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