今回Xiaomi 13シリーズに新しく加わったミドルレンジモデル「Xiaomi 13 Lite」は、若年層をターゲットとして開発されたという。セルフィー(自撮り)をキレイに撮れるようにすべく、インカメラはデュアル構成で、「セルフィー用ライト」も2基備えている。
他の2機種とはデザインのテイストが異なることもあり、発表会に集まったメディア関係者からの注目は熱いものだった。
インカメラは約3200万画素の「超広角カメラ」と、約800万画素の「深度カメラ」という構成だ。撮影時に使われるのは前者のみだが、深度測定用のカメラを備えることで、背景がより自然にボケたセルフィーを撮影できる。
フレーム内の人数を検知して視野を自動調整する「ダイナミックフレーミング」や、「自撮りズーム」「ポケットミラー(手鏡)」といった機能も備える。
アウトカメラは、約5000万画素のメイン広角、約800万画素の超広角、約200万画素のマクロのトリプル構成となっている。
そんなXiaomi 13 Liteだが、SoCはミドルハイレンジ向けの「Snapdragon 7 Gen 1」を備え、120Hz駆動の有機ELディスプレイや4500mAhのバッテリーを搭載している。67Wの有線急速充電にも対応する。
Xiaomi 13 Liteは軽さも特徴だ。バッテリー容量は大きめながら、厚さは約7.23mm、重量は約171gと軽く、取り回しやすい。
Xiaomi 13シリーズは、ヨーロッパ市場において2023年3月8日に発売される。 Xiaomi 13 Proはストレージの違いで2タイプ(256GBと512GB)あり、価格は1299ユーロ(約18万7000円)からとなる。Xiaomi 13はメインメモリの違い(8GBと12GB)で2種類あり、価格は999ユーロ(約14万4000円)からとなる。Xiaomi 13 Liteはストレージの違いで2タイプ(128GBと256GB)を用意しており、価格は499ユーロ(約7万2000円)からとなる。
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